清泉小だより

聖心のミサ

  6月は、み心の月。6月10日水曜日に、”聖心のミサ”が梅村司教様主司式のもと、5名の神父様と共に行われました。6年生が先唱や侍者、聖書朗読を務め、5,6年生からなるボーイズ聖歌隊が答唱詩編や奉納の聖歌を担当しました。共同祈願は、3年生と6年生から代表の児童が出て、保護者の方と教員と共に祈りを捧げました。

 今年は、グエップ神父様が福音朗読とお説教をしてくださいました。今年の福音箇所は、6月の聖句として各教室に掲示されているマタイによる福音書11章です。イエスさまのみ心の深い愛を、子どもたちにゆっくりと語りかけるようにお話しくださいました。グェップ神父様のお言葉を通して、神さまの大きな愛に包まれるようなひと時でした。聖体拝領の時には、神父様方から一人ずつあたたかい按手をいただきました。

 ごミサの最後、梅村司教様から、司教様が手にされている司教杖(バクルス)や、司教帽(ミトラ)、ズケット、指輪についてのお話もありました。子どもたちは、一つひとつにこめられている意味を教わりながら、司教様からの親しみやすいご説明に、笑顔が溢れていました。梅村司教様は、お話の後に荘厳祝福をしてくださり、神さまからの豊かな祝福が講堂に広がりました。シスター方、保護者の方も共に、年に一度の全校ミサに今年度もこうして与れたことに感謝しています。

山の学校

 5年生は、6月4日~6日で山の学校に行ってまいりました。山の学校とは、普段できない生活体験をし、豊かで厳しい自然環境と向き合い、体を鍛え、自分自身を見つめることを目的とした宿泊学習です。

 有意義な3日間にするための目標として、「5分前行動」「自分から」「共につくる」「挨拶・返事・聞く」を心に留め、過ごしてまいりました。

 1日目は、峠の釜めしをいただいた後、諏訪湖間欠泉センターを見学し、諏訪教会で近藤神父様にお会いし、お話を伺いました。「キリスト教で最も大切なことは、神様を愛すること、そして、人を愛することです。自分よりも他の誰かのことを大事にしましょう。でも、人は弱いのでそのように行動できない時があります。だからお祈りするのです。」と仰っていました。

 諏訪教会の帰り道は、皆で足湯に入りました。

 その後は宿へ行き、森林についてのお話を、現役の木こりで森林インストラクターの先生に伺いました。日本の森林率や自給率、育林のサイクルや森林の多面的機能等について教えていただきました。子どもたちは熱心にメモを取りながら、話を聞いていました。質問タイムには、多くの手があがり、時間が足りなくなるほどでした。

 2日目は、いよいよ山登りです。霧ヶ峰連峰の最高峰、車山に挑戦しました。3名の地元ガイドさんにサポートしていただき、さらに長野清泉大学で山岳サークルを立ち上げた2名の学生さんがボランティアとして加わり、子どもたちを見守ってくださいました。標高1650mの八島湿原からスタートし、3時間ほどかけて山頂の1925mまで登り切りました。ラストスパートのかなり急な坂と険しい階段に苦しみながらも、最後の最後まで諦めず全員無事に登頂でき、子どもたちの表情は晴れやかでした。

 リフトで下山後、皆でカレーライスをいただき、黒曜石ミュージアムへ向かいました。長野県の黒曜石の歴史とともに矢じり(石鏃)づくりを教えていただき、1時間ほどかけて黙々と作業をして、職員さんに手伝っていただきながら仕上げることができました。

 夕食の後は、キャンプファイヤ―をしました。キャンプファイヤー委員が中心となり、「燃えろよ、燃えろ」「今日の日はさようなら」を歌ったり、「猛獣狩り」や「人間椅子」といったレクリエーションをしたりして、楽しみました。

 3日目は、鷹山ファミリー牧場での体験ランチがありました。乳しぼり体験と、牛肉ソーセージ作り、バター作りをして、お昼ご飯にいただきました。職員の方のお話で、「牛乳は牛の赤ちゃんのためのものを人間が横取りしてしまっています。牛は嬉しいとしっぽを振るし、悲しい時には涙を流す、感情のある賢い生き物です。お肉になりたいと思って生まれてきた牛なんていません。牛肉になった牛はもっと生きたかったと思います。畑のジャガイモやパンの原料の小麦も同じです。ですから、命に感謝して『いただきます』という心を忘れないでください。」と、命を頂く尊さについて考える貴重な機会をいただきました。

 2泊3日の山の学校でしたが、家族と離れて2泊するのは初めてという人もいたかもしれません。しかし、神様や友だち、先生に支えられ、3日間を乗り越えることができました。

 今回宿泊した八子ヶ峰ホテルでは、子どもたちが快適に過ごせるよう様々な心配りをしていただきました。美味しい食事や広いお風呂は、1日の疲れを癒してくれました。

 また、子どもたちは5分前行動を意識して余裕を持った行動ができていました。先を見通しながら準備をすることができたのだと思います。皆で声を掛け合って、協力したからこその結果です。今回の経験を糧に、これからの学校生活でも「自分から」「共につくる」を生かしさらに成長していけるよう、頑張ってまいります。

あんぱんまんの無償性とは

明日から6年生は奈良県へ修学旅行に行きます。留守の間、5年生、学校のことをよろしくお願いいたします。

さて、今年度は、清泉で大切にしている10の価値の中の「無償性」について考えています。
前回の講堂朝礼では、やなせたかしさんの「あんぱんまん」を紹介して、あんぱんまんの無償性とは何かということを、皆さんに問いかけました。そうしましたら、その後たくさんの方々が、様々な考えを教えてくれました。
先日お話をした無償性とは、「自分の利益を求めない、見返りのない愛を渡すこと」でした。今日もあんぱんまんの無償性についていっしょに考えたいと思います。

まず、4年生の考えをご紹介します。
「あんぱんまんの無償性は困っている人に頭を食べていいよ、と差し出すことができることです。」
「あんぱんまんのことばの、ぜんぶ食べてもいいんだよ、すぐげんきになれる、に無償性がたくさん入っていると思いました。」
そうです。あんぱんまんは、自分の大切な頭をどうぞ、と差し出していますね。そして全部いいんだよ、とも言っていました。自分の頭はなくなってもいい、ということですから大きな犠牲です。
他にも
「とてつもなく優しいところ。」
「心配になるくらいあんぱんまんは、優しすぎる。」
「人を元気にしてあげて、喜ばせることができるところ。」
などに無償性を感じたという考えもありました。
困っている人に、自分の心と体を使って、「どうぞ」とあんぱんまんは言っています。なんて優しいのでしょう。
「自分のことは後回しにして人を助けるところ。」
と言っている人もいました。
そしてあんぱんまんの無償性について、
「悪者をやっつけて、人を助けるのではないところ。」
と書いていた方がいました。いわゆるヒーローのお話とは違うところに目を付けていて、感心しました。バイキンマンもまだ出てこない初期のあんぱんまんは、とにかく自分を犠牲にしていますね。

次に5年生のあんぱんまんの無償性についての考えを紹介します。
「自分のことはいいから、だれかを幸せにできればいい」
自分のことはいいから、ということは、なかなかできないことです。あんぱんまんはそれを実行していますね。
「あんぱんまんは、自分の大事な顔を困っている人に渡して、お返しを求めていない。」
たしかに、わたしの大事な顔をあげたのだから、あなたも私に何かしてちょうだい、とは言っていません。
「大切な自分の顔を失っても、困っている人が笑顔になることを喜んでいること」
「困っている人がいたら、自ら助け、見返りを求めない心」
この2人の方の、“困っている人が笑顔になる”や“自ら助け”という言葉は、特に無償性の核心をついていると思いました。

最後に6年生の考えです。
「あんぱんまんの無償性は清泉で行っているチャリティーのように、周りの人を笑顔にして、自分も笑顔になることだと思います。」
「あんぱんまんの無償性は決して強い武器を持たずに、自分が損をしてもいいから、目の前の人を幸せにしたいということだと思います。」
「自分が傷ついても、他人を助けることだと思います。」
「どんな人にも優しく、困っている人がいたら助けることだと僕は思いました。」
これらの考えの中の“周りの人を笑顔にしたい、幸せにしたい”や、“自分は損をしても傷ついても、どんな人にも”という視点をつかんでいる6年生の考えは、さすがだな、と思いました。大事な無償性のキーワードです。

あんぱんまんを書いたやなせさんは、あんぱんまんをあえて「弱いヒーロー」にしたのだそうです。手足が長く、指が5本あって、マントはぼろぼろ、かっこよくもかわいくもない顔を食べさせるヒーローです。
弱い人が勇気を出したとき、ほんとうのヒーローになるという考えがあります。顔が汚れたりぬれたりすると、パワーはなくなり、困っている人を助けてあげられない状況になる、つまり本来の力が出せなくなる、そんな時にパン作りのおじさんの力を必要とする、そんなヒーローにしたのです。

困っている人を救うというとき、自己犠牲が伴います。そんなときは、あんぱんまんのように、自分の大事な体を使うでしょう、心を尽くすでしょう、汗をかくでしょう、自分の大事な時間を渡すでしょう。
すべては困っている人が元気に笑顔になるように、です。
無償性は清泉小学校で大事にしている「お友だちを大切に」、そのものと言えるとも思います。

また次回の講堂朝礼でも、皆さんと共に「無償性」について考えていきたいと思います。

水泳授業、再開しました!

 校内にございましたプールの老朽化により、ここ数年水泳授業が行えておりませんでしたが、今年度よりYMCA藤沢のプールをお借りして、3年生以上が1学期と2学期に一回ずつ2時間、水泳授業を行えることとなりました。

 年間2回の授業ですので、6年生までにクロールを習得することを目指しプログラムを組みました。まず息を鼻から出して口から吸う水泳の呼吸法を覚えるのと、おぼれてしまったときの練習として「ボビング」を行い、その後「蹴伸び」「バタ足」「ストローク練習」「呼吸なしクロール」「呼吸ありクロール」と、だんだんとクロールの泳ぎをつくっていきました。スイミングに通っていて水泳が得意な子どもには、「背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライ」の指導も個別に行うことができました。

 最後はみんなで自由遊び。子どもたちはたくさん泳いだ後にもかかわらず、楽しそうに元気よく鬼ごっこなどをして遊んでプールを満喫し、充実した一日となりました。

2年生の総合学習が始まりました!

 2年ベトレヘム組は、クラスで取り組む総合テーマについてたくさん話し合いを重ね、みんなでうさぎさんのお世話をしようということになりました。うさぎさんのお名前もみんなで考え抜いて、グレビーちゃんに決め、6月1日にうさぎさんをお迎えしました。グレビーちゃんは、グレーの毛で大きな目をした可愛らしい女の子です。初めてグレビーちゃんを見た子どもたちは、「思っていたより10倍もかわいい」!とその愛らしいふわふわの姿に大興奮でした。

 最初は、グレビーちゃんが慣れるまで静かに見守りましたが、3日目から誰がいつ抱っこするかで少し騒動になりました。その時、ある子が「グレビーちゃんの喜ぶことをしてあげよう。うさぎさんは抱っこが好きでないから少し我慢しよう。」と呼びかけました。それにみんなが同意し、「グレビーちゃん優先だよ」とお当番一人が抱っこして他の子は撫でるだけという約束を作りました。これからが楽しみです!

 2年ナザレト組の総合は、自然教室での種まきがきっかけとなりました。4月初め、インゲンマメの種まきをした際、太田先生よりインゲンは餡子の原材料にもなるのだという話を伺い、みんなで餡子のお菓子をつくって、お店屋さんを開いてみたいという願いをもち、インゲンに加え小豆を育てることになりました。一人ひとりが小豆について調べ、教室の前の花壇の草取りをして、現在小さな種をポットに蒔いて、育てています。

 また、保健室の先生のリクガメ、ぼっこちゃんをクラスにお迎えして一緒に毎日を過ごしています。ぼっこちゃんの年齢を聞いて、子どもたちは驚きでいっぱい。三十年近く生きている大先輩だそうです。きゅうりを口の周りにつけながらムシャムシャ食べるかわいらしい姿に、「今日も元気で、良かった!」と日々喜びを感じながらお世話をしています。

マリア様の集い

 5月は聖母月。マリアさまの月でした。一人ひとりがマリアさまのことを思いながら、1か月間過ごしました。5月28日に行われたマリア様の集いは、4年生が企画・運営を行い、今年度は講堂を聖地ルルドに模して皆でお祈りをお捧げしました。

 ハンドベルの演奏から始まり、聖地ルルドの説明とマリア様と出会ったベルナデッタのお話を劇とスライドでお伝えしました。

 そして、全校で「あめのきさき」を歌い、「アヴェ~アヴェ~アヴェマリア~♪」でお花と光を掲げてマリア様を賛美しながら、お捧げをいたしました。全校児童全員の祈りが光とお花と共に講堂全体に満ちた神秘的な時でした。

 その後4年生は「Salve Regina」をイタリア語で歌いました。マリア様への祈りの歌です。4年生の澄んだ歌声と共に、講堂いっぱいにお祈りの心が広がりました。

 次は、各学年によるお捧げとお祈りです。1か月間、マリア様にお捧げする実行を行ってきました。実行目標を達成するために、毎日努力を続けて参りました。 最後に、全校で「マリアさまのこころ」を心をこめて歌いました。

 どうしてベルナデッタはマリア様にお会いできたのでしょう?ベルナデッタは、お祈りを大切にする少女でした。そして、神さまを信じる心が奇跡を生みました。私たちもベルナデッタのように神様とよくお話をし、マリア様が喜んでくださるような行いができるよう、努力してまいりましょう。

高学年 若葉の集い

 5月15日(金)、三浦キャンパス自然教室で高学年若葉の集いが行われました。

 今回の高学年若葉の集いでは、これまでにない新しい試みとして、4〜6年生の縦割りグループによる「グループベース作り」をメイン活動として行いました。自分たちだけの基地を協力して作り上げる活動です。作る場所も、使う物も基本的には自由です。

 6年生を中心に、「何を作るのか」「どこに作るのか」から話し合いを始めました。その後、6年生が考えた計画をもとに、下級生も交えてランチミーティングを行い、内容をさらに深めていきました。

 若葉の集い当日は、朝からこれ以上ないほどの素晴らしい天候に恵まれました。開会式を終えると、それぞれの活動場所に分かれ、早速グループベース作りが始まりました。いずみ広場では竹を使ったティピーテント作り、まよいの森やどんぐり山では竹や木の枝などを活用した基地作りに挑戦しました。どの場所でも、子どもたちは相談しながらアイデアを出し合い、思うように進まない場面では試行錯誤を重ねながら、一生懸命取り組んでいました。

 途中には、スカイルームでグループベースに掲げる旗づくりや、自然教室に飾る「SEISEN MIURA」の看板づくりも行いました。グループのみんなで協力しながら制作を進め、それぞれの思いが込められた素敵な旗と看板が完成しました。

 グループベースが完成すると、子どもたちは大きな達成感に包まれている様子でした。「竹を工夫してアーチを作りました」「木の枝で支柱を作りました」など、工夫した点や困難をどのように乗り越えたのかを嬉しそうに話してくれる姿が印象的でした。4~6年生が協力し、試行錯誤を重ねながら一つのものを作り上げた今回の活動。子どもたち同士の絆を深めることのできた、実り多い一日となりました。

学校の日

 1952年5月18日に、カトリック教会は清泉小学校の創立者・聖ラファエラ・マリア様を「福者(ふくしゃ)」とする列(れっ)福式(ぷくしき)を行いました。「福者」とは、神様に特別に愛されて、大切なお仕事をした方に贈られる位のことで、この列福式が行われた5月18日が、清泉の「学校の日」になり、世界中の姉妹校でお祝いされています。

 今年の「学校の日」は、81期5年生が主催しました。ラファエラ・マリア様のご生涯や校章に込められた願い、生活目標の「お友達を大切に」を実現する上で大切な心構えなどについて、呼びかけや劇、聖歌を通して全校にお伝えしました。

 この集いは5年生になってから、初めて学年全員で作り上げた大きな行事です。当日までにたくさんの練習を重ねてきました。また、お役のある児童は、休み時間や放課後などの時間も使って、一生懸命に練習を行いました。緊張したとは思いますが、やり切ったあとの大きな満足・達成感を味わえたのではないでしょうか。

 この経験を糧として、5年生の子どもたちがさらに大きく豊かに成長していくように、見守り、励ましてまいりたいと思います。

低学年 若葉の集い

 5月8日、若葉の美しい自然教室に1・2・3年生が集まり「低学年若葉の集い」が行われました。学年だけで活動する普段とは違って、この日は3年生が案内役となって、1,2年生を連れて自然教室内を回り、ポイントごとに説明をしたり、ゲームやクイズをしたりして親睦を深めました。開会式も3年生が行います。

 3年生は、本番に向けて、説明の言葉を考えたり、名札を作ったり、ゴール後にプレゼントする木のメダルを作ったりと、1・2年生に喜んでもらうために一所懸命に準備をしました。当日は、下級生やたくさんの保護者の方を前にして、とても緊張していましたが、練習の成果を発揮し、胸を張って堂々と説明する3年生の様子は輝いていました。

 水分補給やお手洗いに行くタイミングを考えたり、転ばないようにゆっくり歩いたりと、色々な場面で気を配り、下級生がいることで、3年生も成長させていただけた1日でした。

 畑では「はこの中身はなんだろう」クイズを行いました。箱の中に自然教室で収穫できる野菜を入れて、1,2年生が手を入れ、何の野菜かを当ててもらいました。

 水田に続く道では、左右の道に、自然ではないものを置いて、歩きながらみんなで見つけました。プラスチックの野菜があったり、造花があったり・・・見つけたときはみんな嬉しそうでした。

 いずみ広場では、「私はだれでしょう」ゲームをしました。一人の保護者の方の背中に、何の生き物かが分からないようにカードをつけ、そのカードに何が描かれているか他の人に質問し、当てていくものです。「私は白ですか。」「私は2本足で歩きますか。」などの質問に子どもたちが答えています。

 全部回り終わると、校長先生から木のメダルをいただいて終了です。自然教室の木で作った3年生の手作りのメダルをもらい、1,2年生はうれしそうでした。

 最後は、今日一日みんなで楽しく過ごすことができたことを神様に感謝して終わりました。違う学年にお友達ができた、とても素敵な1日でした。今年の3年生の立派な姿を見て、来年は、2年生が受け継いで立派にやってくれることでしょう。この行事は40年以上続いている行事です。3年生、よく頑張りました。

清泉10の価値~無償性~

縦割りグループで行う低学年、高学年の若葉の集いでは、3年生は1、2年生のために、6年生は4、5年生のためにたくさん働いて、素晴らしい1日を過ごすことができました。ありがとうございました。上級生にしていただいた温かい行いを下級生に渡していくご恩送りが、見事に実行できていました。また、違う学年の困っているお友だちを見つけて、「どうしたの。大丈夫?」と話しかけている人を見ました。他にも「どうぞ」や「やってみる?」と、下級生に譲る場面にも遭遇しました。皆さんの思いやりのある姿に温かい気持ちになりました。声をかけていただいたお友だちもさぞや嬉しかったことでしょう。

ところで、皆さんはふだんから、優しい気持ちを渡す活動をしていますね。それは、世界のもう一人のお友だちを支えるための、金曜日のチャリティーです。ボランティア委員会の皆さんが、困っている方々を支えるために集めたチャリティー募金をどちらに送るか、考えてくださっています。

困っている人に手を差し伸べることや、チャリティー活動をすることは、「これだけ助けたのだから、私にお礼をください。」とか「困っているあなたにやってあげたじゃない。だから、私にも同じようにやってね。」などの見返りは求めません。

今日は、皆さんのよく知っている、見返りを求めず、困っている人をとにかく助けるヒーローの絵本を紹介したいと思います。

やなせたかしさんが描かれた「あんぱんまん」フレーベル館です。

この本の中には、清泉で大事にしたい10の価値のひとつ、「無償性」が詰まっています。

無償性とは、自分の利益を求めない、見返りのない愛を渡すことです。「あんぱんまん」は自分の大事な顔をあげても、幸せそうでしたね。「あんぱんまん」の無償性ってなんでしょうか。ぜひクラスでも自分でも考えてみてください。

ちょっと難しい言葉ですが、「無償性」についてこれから考えて過ごしてまいりましょう。

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