清泉小だより

美術の授業の様子

 自然教室で育てている藍の葉を使って「たたき染め」をしました。

 新鮮な藍の葉でないと上手に染めることができないので、三浦キャンパス自然教室で作業を行いました。デザインは美術の時間に、作業は自然教室で、そして家庭科の時間に「吾妻袋として制作」と美術・家庭科・自然教室活動をコラボさせた取り組みです。

 まず、美術の時間に紙で吾妻袋の型紙を作り、たたき染めのデザイン(藍の葉を置くレイアウト)を考えました。

 自然教室では、デザインの型紙を参考に、畑に育つ藍の葉の採集に行きました。その後、スカイルームで、槌でたたいたり、スプーンや木のブロックでこすったり、一人ひとりが出来上がりを想像しながら制作をしました。

 最初は、どのくらいたたいたらいいのかよくわからず、ひたすらたたき続ける児童もいましたが、だんだんとコツをつかみ、藍の葉の色が変化する様子、手ぬぐいに染まっていく様子を見ながらたたき方やこすり方を調整する姿が見られるようになりました。槌の形状も利用して模様のようにしてみたり、スプーンの柄を使って細かい模様を描き出したりと、初めて取り組んだとは思えない職人技を生み出す人やすてきなデザインに仕上げた人がたくさんいました。リズムよくたたく槌の音、手元に集中する姿、スカイルームが一つの工房になった時間でした。

 藍の葉をたたき終わったら風に当て、石鹸で藍の葉の残りを洗い流した後、乾燥させました。初めは藍の生葉の緑色でしたが、空気に触れたり水で洗ったりすると色が変化し青色していきました。一枚の葉っぱから一人ひとりのオリジナルのデザインが生まれ、植物の持つ力の不思議さを感じることのできる活動となりました。

 2学期には、手ぬぐいを吾妻袋に仕上げます。子ども達は袋に何を入れようかな、1枚の手ぬぐいが袋になった時、藍の葉のたたき染めのデザインが上手にでるかなととても楽しみにしているようです。

5年ナザレト組 総合学習

 5年ナザレト組では、6月に長野県へ山の学校に行ったことをきっかけに郷土食について考え、その中でも日本各地で親しまれている練り物に着目し調べ始めました。

 「鎌倉駅の前にかまぼこ屋さんがありました。」「お母様に笹かまぼこを買ってもらいました。」「かまぼこについて調べてみました。」と子どもたちから嬉しい報告もありました。

6月には実際にみんなで板かまぼこをいただき、多くの発見をしました。(児童の総合ノートより)

 

・「食感は柔らかかったです。味は、魚みたいな味でとてもおいしかったです。気が付いたことは、ちゃんと魚の味があったことです。」

・「見た目では私はかまぼこの色が、白と赤した見たことがなかったので、そのほかにちがう色があるのか調べてみたいです。」

・「はじめて食べてうれしかったです。おいしかったです。どうおいしかったかというとぶりっとしててやわらかくてものすごくおいしかったです。」           

・「味は少ししょっぱくて、でも魚の味もしておいしかったです。見た目では私が知っているものより、ピンクの部分が少なくて、白の部分が多くて、ピンクの部分は何を使ってできているのか気になりました。食感はプリッとしていてえびとかにの間のような食感でした。」

 

 小さな穴が開いていることに気が付いたり、魚の匂いはあまりしないと感じたりした子どももいました。子どもたちにとって板かまぼこは身近な食べ物ですが、実際にかまぼこへの疑問を持ちながら改めて味わうことで、新たな発見と疑問があります。実際に見て、学び、 食べることで、食文化への理解を深めることができました。

 板かまぼこ以外にも多くの練り物があることに気づき、さらに詳しく調べることにしました。グループごとに担当した地域の練り物について、特徴や材料、作り方、歴史などを調べ、まとめる活動です。

 その後は、完成したまとめを他のグループにも読んでもらい、質問を書いてもらいました。寄せられた質問や意見をもとに書き加え、より伝わる資料へとなりました。

 調べた内容を整理していく中で、自分たちの担当した練り物について理解が深まり、「食べてみたい」「もっと調べたい」といった声も聴かれ、学習を通して親しみを持つ様子が見られました。これから、子どもたちの目標「自分でつくったかまぼこを食べたい!」に向けて、どんな活動になっていくのか楽しみです。

4年生 社会の授業の様子

 「4年生 社会」の様子をお伝えします。

 4年生では、一年間を通して、住みよいくらしを支えている仕組みや人々の働きに関心を持ち、学習を深めていきます。1学期は、くらしの中で出る「ごみ」のゆくえについてと、くらしに必要な「水」について学びました。教室での学びだけでなく、見学に行ったり、講師の先生を招いてお話をうかがったりもしました。身近な生活の当たり前が多くの方々によって支えられていることを知り、自分ができることを考え実践する意識まで持てると、単なる知識だけではない深い学びにつながると期待しています。

 横浜市のマリンエネルギーセンターでは回収された燃えるごみの処理を中心に見学しました。次々とごみ収集車がごみを運んできてはごみピットへごみを投入し、大きなクレーンでごみを持ち上げ、焼却炉で燃やします。燃やした灰は最終処分場へ運び、排ガスは処理装置で有害物質を除去してから、煙突から大気へと放出されます。ごみを焼却する時の熱を利用して発電(温水)すること、ごみ処理から新たなものを生み出していくことも教えていただきました。家庭ごみを減らすことで最終処分場も長持ちし、地球の温暖化を防ぐことができること(SDGs)、正しく分別することの重要性(石油由来のプラスチックを燃やすと温室効果ガスが大量に発生してしまう)、このままだと2050年には海の魚の重量より、プラスチックごみの重量が上回ってしまう!ことなど、ごみを通して地球の課題を知り、自分達にできることを考える機会となりました。

 また、神奈川県企業庁鎌倉水道営業所の方々にいらしていただき、「水道教室」を行っていただきました。じゃ口をひねると出る水が私たちのもとにどのように届けられているのか、安全な水がどのように作られ安定して提供されているのか、詳しく教えていただきました。水は限られた資源であること、世界に目を向けると安全でおいしい水が水道から得られることはとても特別であることも知ることができました。私たちがくらす地球の環境を守りどう過ごしていくか、SDGsについてもふれ、2学期以降も考えていきたいと思います。

3年生 総合学習「鎌倉調べ」

 清泉小学校では、3年生になると「鎌倉はかせになろう」を目標に、鎌倉の歴史や文化について学びます。

 1学期は、学校周辺の名所やお寺をまわる学習をしました。この学習は、40年以上前から続いている学習です。以前教員としていらした稲葉先生がお話してくださったことを、現教員も引き継ぎ、子どもたちと一緒に学んでいます。

「源頼朝の墓」

 学校の裏の墓(供養塔)を見学しました。墓までの階段が頼朝が亡くなった53歳と同じ53段と知りました。墓を見て振り返ると、頼朝が政子の気持ちをすずしくするために布を張ったと言われている衣張山が大きく見えました。

「鶴岡八幡宮」

 幕府を開いた頼朝にとって大切な場所だったこと、ここで3代将軍の実朝が殺されたこと、源氏池の秘密(繫栄するように源氏池は島が3つ(数字の3…お産)、また平家池は島が4つ(数字の4…死)あることなど)、国宝館の壁は奈良の正倉院を真似て校倉作り風であることなど、たくさんのことを知りました。

本宮から振り返ると,一、二、三の鳥居が一列に見えました。

「寿福寺 源氏山」

 3代将軍実朝、北条政子の供養塔を見て、鎌倉にしかない珍しい墓の作りであるやぐらを見たり、供養塔の作りの五輪の塔を学びました。また、源氏山の頂上にいらっしゃる頼朝像をスケッチしました。帰りに銭洗弁財天に寄り、お金を洗わせていただきました。

「衣張山 まんだらやぐら群 名越切通し」

 夏、頼朝が妻の政子を涼しい気分にするために家来たちに白い布を張らせたと言われている衣張山に実際に登りました。登った後は、切通しの中でも難所と言われている名越切通しを通り、たくさんのやぐらが集まっているまんだらやぐら群を逗子教育委員会の文化財課の方にお願いをして特別に見学させていただきました。

「高徳院大仏」

 大きな大仏様。昔は大仏殿があり建物の中にいらしたこと、金色であったこと、今でも頬のあたりに金色が残っていること、体内に入り大仏様の作り方などを知りました。その後、皆で大仏様を好きな角度からスケッチしました。

「建長寺、円覚寺、円応寺見学」

 北鎌倉の三つのお寺を住職様にお願いをして説明をしながら見学をさせていただきました。ぎょろッとした目で見つめられると緊張してしまう、でもなぜか少し笑ったように見える閻魔大王の円応寺、どこから見ても竜と目が合う作りになっている雲竜図がある建長寺、上りきった先に大きな鐘と富士山が見える景色にうっとりとする円覚寺。どのお寺も歴史が深く、そして素敵な場所でした。教員ではなく住職様に説明をいただいた事も貴重な体験でした。

「鎌倉市の文化財 出土品」

 鎌倉市役所の方にお願いをして、鎌倉市から出土したものを見せていただきました。4月に学校から出土したものを皆で見ましたが、それよりも保存状態がよく、出土したとは思えないものが多くありました。子どもたちは、目で見て、手で触り、匂いをかぎ・・・頼朝が使っていたかもしれない出土品をじっくり観察していました。

 2学期からは、クラスごとにテーマを決めて、もっと鎌倉について深めていきます。どんな学習をするか、今からみんなでワクワクしています。

音楽の様子

 行事に向けて、音楽の授業や休み時間に練習を重ね、学年ごとに心を込めて演奏しました。

♪4/22 1年生歓迎会 

~ハンドベルと小編成合奏~

 行事の入退場では、ハンドベルや合奏で演奏を行いました。 子どもたちは自分たちで練習日を決め、朝休みに音楽室へ集まって練習を重ねました。 その熱心な練習によって、行事ごとの雰囲気を音楽でつくり出すことができました。

1年生入場 「さんぽ」の軽やかな演奏からスタートしました。

 2年生は「かみさまといつもいっしょ」を歌い、1年生に神様への思いを届けました。

心を合わせて歌う2年生 美しい響きを目指しました。

 6年生は、1年生にもわかりやすく、おともだちを大切にする学校です、という思いを込めて「友だちになるために」を合唱しました。

ようこそ1年生! き〜み〜ときみときみときみと友だち〜♪

♪5/18 学校の日

 5年生はラファエラ・マリアさまのメッセージを歌に込め、歌詞の伝え方を学びました。

ラファエラ・マリアさま、私たちと共に歩んでください。

♪5/27 マリア様の集い

 4年生は「サルヴェ・レジーナ」を2部合唱で、美しいハーモニーを目指して歌いました。

初夏の風のように講堂を優しく包みました。

アヴェ〜アヴェ〜アヴェ・マリア〜♪

♪6/10 聖心のミサ

まっすぐな想いを届ける ボーイズ聖歌隊の歌声。

終業式

皆さん、おはようございます。
今日で1学期が終わります。私はあっという間に1学期が過ぎたと感じましたが、皆さんはいかがでしたか。

4月に入学した1年生も、清泉小学校の子どもとして大きく成長したと嬉しく思っています。まず、挨拶が上手にできるようになりました。昨日、鎌倉駅で登校中の皆さんと顔を合わせた時も、上級生に見えるほど、目と目を合わせて笑顔で「おはようございます。」と挨拶できていました。これは、6年生をはじめたくさんの上級生の支えがあったからです。上級生が1年生のためにお手本となって心を尽くし、優しく接したからです。2年生から6年生の皆さん、ありがとうございました。御恩送りが自然にできていますね。立派です。

1学期は、新しい出会いがあり、より深い学びができた充実した日々であったと思います。神さまに感謝して、長い夏休みもお祈りを大切に、そして周りの方々、特に久しぶりにお会いする親戚の方々や、初めて知り合う方々のことを大切にして過ごしましょう。皆さんが心も身体も元気に過ごせますように、清泉小学校の先生みんなでお祈りしています。

また、戦後80年を過ぎてもなお、戦争、内紛、貧困、差別で困難のうちにある方々のために、平和な世界になりますようにと願い祈りましょう。

今朝は、『もしぼくが鳥だったら パレスチナとガザのものがたり』(ゆぎ書房)という本をご紹介します。

主人公の「ぼく」は家から追い出され、自分の国がない、難民になりました。
世界にはこのように、家、故郷をなくした人々がいます。
この夏休みも、「お友だちを大切に」「世界のもう一人のお友だちを大切に」過ごしてまいりましょう。

二学期、また皆さんと元気にこの講堂でお会いしましょう。

1年生 1学期 総合学習の様子

 1年生は、入学して1か月ほど経った5月13日に平塚ふれあい動物園に出かけました。それは、総合学習のテーマを考える上でのヒントを得るためです。

 総合学習のテーマは、クラスの皆で話し合って決めています。動物の飼育に限ったことではなく、児童の興味関心を見取りながら担任も寄り添って決めていきます。

 今年度は、やはり動物園でふれあった動物達に関心が集まり、ヒツジ・ヒヨコ(ニワトリ)・ハムスター・モルモット・ウサギで話し合いが続きました。それぞれテーマにしたい動物について調べて皆に発表し、徐々に絞る活動からスタートです。

 絞っていく過程で、子どもたちの心には様々な葛藤が生まれます。思い通りにお友だちの賛同が得られない中で、どう折り合いをつけていくのかも大きな学びになります。自分の気持ちをはっきりとお友だちに伝えることはとても大事なことですが、一人ひとりが自分の想いだけを貫いていたのではなかなか一つにまとまりません。毎日のように話し合いを重ねる内に、お友だちの考えにも耳を傾けられるようになることで、活動が大きく動きます。

 1か月ほど経った6月2週目にようやく2クラス共にウサギを迎えたいと決まりました。何と昨年まで2年生が飼育していたリャマのハニー君を貸してくださった牧場からウサギもお譲りいただくことができ、6月15日にお迎えすることができました。

 急なことでしたが、子どもたちは大喜びでお迎えする準備をしました。

 早速お世話も始まりました。

 次に子どもたちが取り組んだことは、「お名前をつける」ことです。私たちもお父さま、お母さまからお名前をいただきました。そこで、ご両親がどんな思いを込めて名前を付けたのかをお聞きし、そこに願いがあることを知りました。今度は「ご両親からの最初のプレゼント」である名前を、自分たちもうさぎさんにプレゼントしたいと意気込んで熱い話し合いが続きました。

 一つのクラスはどうしても決められず、最終的にうさぎさんに決めてもらおうと候補の名前を紙に書き、最初に行った「なざれちゃん」に決まりました。もう一方のクラスも最後の2つが拮抗し、苗字と名前ということで「シエロるり君」に決定しました。なざれちゃんは、ナザレト組というクラス名からでシエロはスペイン語(本校の経営母体がスペインの修道会であるため)の天・空という意味で、神さまにいつも見守られるようにということ、瑠璃色はとてもきれいで青い地球や空と重なることからつけられました。

 子どもたちは、すでにシエロるりくんやなざれちゃんのためにしたい活動に目が向いており、2学期からの総合学習を早くも楽しみにしています。

B組のシエロるりくん

N組のなざれちゃん

2年生の様子

 梅雨明けもしていない中で突然降り注ぎ始めた真夏のような日差しを浴びながら、2年生の子ども達は勉強を楽しみつつ頑張っています。これまで、国語はスイミー、算数は長さやかさを勉強しています。

 「スイミーはどうして黒いのだろう」

 「スイミーが出会ったくらげ達について考えたい」

 「スイミー達のその後が気になる」

 純粋な視点で作品に親しみ、読むたびに新たな疑問が生まれてきます。

 算数の長さやかさのお勉強では定規やますを使って体感的に学ぶことも大切です。正確に測る(量る)ことは意外に難しいものですがお友だちと和気あいあいと学んでいます。

 中庭ではミニトマトの実が膨らみ始めており、夏の収穫が今から楽しみです。

 総合学習で取り組んでいる小豆は、花芽を出そうとしています。まだ収穫はできませんが、一度小豆からできるあんこを作ってみたいということで、あんこ作りをしました。

 小さな固い一粒の小豆が、水の中でぐつぐつと音を立てて煮ることで、ふっくら大きくなっていく様子を見ることができました。煮汁は美しいワイン色で、この煮汁で染めた布は偶然にもリクガメのぼっこちゃん色となり、今度またあんこ作りをしたら、ぼっこちゃん色の染め物をしようという希望も生まれました。あんこに添える白玉も上手にできて、美味しい笑顔がいっぱいの時間となりました。

 大切に育てている小豆は、これから暑い夏を迎えようとしています。この夏を超えて、美味しい小豆がたくさんできるよう、収穫のお恵みを待ち遠しく感じている今日この頃です。

英語の授業のご紹介(6年生)

 今回は、6年生の英語の授業の様子をご紹介します。

 6年生では、英語の教科書に準拠した生成AIアプリを活用し、学習する表現の意味や発音を繰り返し練習しています。学習した単元は、「Where are you going?」「I’m going to ~ to …」という to不定詞(「~するために」) の表現です。

 その後、お友達と学習した表現を使い、自分のことに当てはめた会話練習を行います。

 最後は、街中でお友達にばったり会った場面を想定したロールプレイに挑戦します。子どもたちは教室の左右から歩き、お互いに出会ったという設定で会話を行い、「I’m going to Paris to eat baguettes.」など、自分のことに置き換えて英語で伝える活動に取り組みました。

 このように、「意味を理解する」「生成AIで練習する」「お友達と伝え合う」「実際の場面を想定して話す」という流れを繰り返すことで、学んだ表現を「知っている」だけでなく、「使える」表現へとつなげています。

 また、この生成AIを活用した学習は4年生から継続して取り入れています。毎時間、一人ひとりが英語を話す機会を十分に確保することで、英語を話すことへの心理的な不安を軽減し、自信をもってコミュニケーションを楽しめるようになることを目指しています。

平和の鐘

来週の金曜日は、一学期の終業式です。皆さんよくがんばりましたね。

夏休み、皆さんは楽しい計画をたくさん立てていることでしょう。そんな中でもぜひ、おうちの方と戦争と平和について考えてみてください。8月6日は広島原爆の日、8月9日は長崎原爆の日、そして8月15日は終戦記念日です。夏休み中、ニュースや映画などでも皆さんが目にする機会はあるでしょう。戦後80年を越えましたが、いまでも世界には、戦争や内乱があり、貧困で苦しい想いをされている方がいらっしゃいます。

今朝は世界の平和を願って、ニューヨークの国連に平和の鐘を送った方のお話をします。
中川千代治さんとおっしゃる方です。国連「国際連合」とは、主として世界の平和と安全を維持するための機関です。

中川千代治さんは、2回戦争に行き、命の危険、仲間をたくさん失うなど、想像を絶する大変つらい思いをして帰国されました。そしてこう決心するのです。
「誰もが平和を望んでいるのに、国と国の対立という大きな力に負けてしまう。それでも一人ひとりが平和を願えば、いつかきっと人々が理解し合い、殺し合いのない世の中になる。そのためには世界中のコインを集めて、溶かして、平和の鐘を造り国連本部に送りたい。」

そしてその強い想いを伝えながら、国を越え、宗教を越えて世界中のコインを集めました。
ドイツのベルリンに行く飛行機の中でキャビンアテンダントさんから、ドイツの東西が分裂していた時のベルリンでソ連(ロシア)の兵士から、バチカンの教皇様ピオ12世から、そして日本国内で・・・世界中のコインを集めたのです。

千代治さんの想いに心を寄せた人々のコインで造られた平和の鐘は、国連に送られ、今でも9月21日の国際平和デーで国連事務総長が鳴らします。

さて、2年生に、国連平和の鐘を守る会の会員の方がいらっしゃいます。
今日はこれからこの鐘のことについて、詳しく皆さんに発表してくださいます。

国連平和の鐘には「世界絶対平和萬歳」と書いてあります。これは、平和がずっと続いてほしいという願い、万年も続くように、という意味だそうです。
夏休みの間、皆さんと距離は離れていますが、心は合わせて、共に平和を願い、祈りましょう。

TOP新着情報 > 清泉小だより