清泉小だより

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清泉インターナショナルスクールフェスティバルへ

清泉小学校の52組のご家族が、姉妹校の清泉インターナショナルスクールフェスティバルに行ってまいりました。入口で、「Seisen KAMAKURA Family」という素敵なシールをいただき、胸に付けて入場しました。

6年生の日記

心に残ったことは、世界の料理が食べられる屋台で、いろいろな料理を食べたことです。中国エリアでは、コブタやウサギの形をしたあんまんを食べました。外はフワフワ、中はあんがぎっしり入っていておいしかったです。その後ボディペインティングのコーナーで、中学3年生のお姉さんが手にクマを描いてくださいました。初めは緊張して話せませんでしたが、お姉さんが「好きな科目は?学校楽しい?」と聞いてくださり、緊張が解けました。英語が得意でない私はいろいろな国の方を見てそわそわしましたが、海外のお友だちと話してみて、英語を覚えたいと思いました。

3年生の日記

今日、初めて父と母と行きました。受付でなんと校長先生がいました。にこにこしてむかえていただきました。シールを3人ともはって、早速いろいろな国の食べ物を見に行きました。まず買った物は、フィリピンのバーベキュー肉です。英語で、「I want this.」と言ったら、「Thank you」と言って用意してくれました。その時、「鎌倉から来てくれてありがとう」と言ってもらいました。みんなにこにこしてくれてやさしかったです。

1年保護者の方より

最近の夢はCAらしく(クラスの多くの女子がCAにあこがれていると聞き、微笑ましく思っております)英語を頑張りたいと前向きです。英語を使う機会はあまりなかったようですが、異国の雰囲気はとてもよかったようです。ユニコーンのクッキーアイシングを楽しんだり、ネイルチップを作成したりと、普段あまりできない少しキラキラした体験ができて嬉しそうでした。同じ清泉ファミリーで海外を感じられるこのような貴重な体験をさせていただき、本当にありがたく思っております。

清泉インターナショナルスクールとの交流で得るものは、大きいです。

保護者会で沼波岳臣先生がお話ししてくださいました

10月29日、男子対象の保護者会を講堂で行いました。

この日は、静岡サレジオ小学校・中学校・高等学校の学校長でいらっしゃる沼波岳臣先生がお話しに来てくださいました。

沼波先生は、清泉小学校の38期生元清泉ボーイズでいらっしゃいます。現在もご自身の礎となられている清泉小学校で培われた恵みについて、4つに絞ってお話ししてくださいました。以下、簡単にご紹介いたします。

その1.美

意識して丁寧に字を書くことを大切にしていた。字は自分の財産となった。自然教室での自然とのふれ合いは今も大切な思い出。清泉でいただいたお恵みは「美」という言葉で表せる。

その2.読書

清泉で小さい時から本を読むことを大切にしていたことで、語彙力や表現力が培われた。表現力とは、どれだけその感情に向き合ったかということ。

その3.見えないものを大切にする心

神さまがきっとよくして下さるということを信じる心を持つことが大切。何か起きた時、神さまに委ねる心を持つことを清泉で得た。

その4.大切にされた本当の愛

シスターや先生方は、何か失敗したことがあってもいつも許して下さり、大きな愛で包んでくださった。

 

沼波先生、素晴らしいお話をありがとうございました。

 

鎌倉市民駅伝競走大会 一般の部優勝

 10月20日(日)に清泉小学校の教職員チームが鎌倉市民駅伝競走大会に参加してきました。

 小学生の部では課外クラブの児童が度々上位入賞しており、一般の部でも2012年の初出場以来、上位入賞を目標に挑戦し続けてきました。

 今年も沢山のチームと競いながら、願いを込めた襷を繋いでいきます。

 レース序盤より上位で繋がれていった襷は4区でトップとなり、そのままゴールへと運ばれました。

 目標に向かって努力すること

 努力することを続けること

 続けることを信じること

 信じて挑戦すること

 

 私達教職員が挑戦する姿を見せることで児童に伝えられるメッセージがあると思います。来年の結果がどうなるか分かりませんが、これからも挑戦し続けていきます。

 

 

 

2学期が始まりました

長い夏休みを終え、清泉小学校に元気いっぱいな子どもたちが戻ってきました。2学期の始まりです。

厳しい暑さが続いていますが、清泉の子どもたちはお友達と過ごせる喜びを感じながら、元気いっぱいに勉強し、お友達と思いっきり遊んだり、お話をしたりしています。

始業式には、校長先生より「2学期は持っている力を発揮するときです」というお話がありました。1年の中で1番長い2学期。行事や毎日の学習を通して、自分の持っている力を少しずつ高め、発揮する学期にしていきましょう。

『心の目を開く』~点字クラブ・日本点字図書館見学~

 8 月 2 日(金)、点字クラブの5・6年生 20 名で、高田馬場にある日本点字図書館見学に行ってまいりました。
 
 日本点字図書館は、1940 年(昭和 15 年)に故・本間一夫先生がお創りになった、点字・録音図書の蔵書数が日本一多い私立図書館です。本間先生は、『清泉の百冊』にも入っている『愛の点字図書館長』という伝記の主人公にもなっている方です。
 今年の見学も、昨年にひき続き、現館長の立花明彦(たちばなあけひこ)先生が私達のためにわざわざいらして下さり、目の不自由な方が持つ白杖(はくじょう)や身の回りの点字について分かりやすくお話しして下さいました。町で困っている視覚障がい者を見かけた場合のお手伝いの方法も教えて頂き、熱心にメモをとる子ども達でした。

 立花先生のお話の後は、2つのグループに分かれて、図書館の成瀬先生と石井先生に館内を案内して頂きました。最新の点字タイプライターや地下の点字図書保管庫、録音図書を作るためのスタジオや、晴眼者(せいがんしゃ)(=視覚障がいを持っていない人)と目の不自由な方がペアになって行う点字図書の校正作業など、普段はなかなか見られない場所も余すところなく見せて下さり、子ども達にとってとても良い学びになりました。

 さて、日本点字図書館の創立者の本間先生が 2003 年(平成 15 年)にお亡くなりになる前に、当時の点字クラブのメンバーに会って下さったことがあります。一人ひとりと握手して下さり、こうおっしゃいました。「盲人は、目ではなく、指で文字を読むことで、『心の目を開く』のです。」

 もうずいぶん前のことですが、今でも先生の大きな、あたたかい手の感触とともに、力強くおっしゃったその言葉が強く思い出されてきます。私達晴眼者はどうでしょう。何をもって「心の目」を開いていくのでしょうか。

 清泉小学校の子ども達は、毎週金曜日にお弁当のおかずやデザートを我慢し、保護者の皆様の温かいご理解も頂きながら、その分のお金をチャリティーとして、ボランティア委員会が決めた様々な場所にお捧げしていますが、日本点字図書館にもお送りさせて頂いております。このご縁がこれからも続いていきますように。

 立花先生、成瀬先生、石井先生、お忙しいところを本当にありがとうございました。

校長だより~終業式~

いよいよ今日で1学期が終わります。 皆さんのお顔をみると、充実感、達成感でいっぱいですね。

1学期を振り返ってみます。4月は1年生83期のお友だちをお迎えし、心新たに新年度をスタートしました。新しいクラスでお互いをよく知り合う1学期だったと思います。「お友だちを大切に」や聖ラファエラ・マリア様のことば「お友だちを幸せにすること、それがほんとうの愛」を心にとめて学校生活を送りました。毎日お友だちといっしょにたくさん考え合い、聞き合い、助け合い、体験して、学習して、時には思い通りにならなくても譲り合って、許し合って・・・そしてみんなが笑顔であるように心がけました。
皆さんよくがんばりました。いつも神さまが私たちと共に歩んでくださり、見守ってくださいました。感謝です。

6年生は、学校のリーダーとして、下級生を気にかけ行動することができました。
行事だけでなく週番や委員会での活躍は素晴らしかったです。ありがとうございました。温かく心優しい行動が学校全体に広がっています。6年生全員が元気に参加した、奈良の修学旅行も良い思い出となったことでしょう。これからも皆さんの力に期待しています。


5年生は、6年生がいないときに学校を支えてくれました。

学校の日には、聖ラファエラ・マリア様の発表をし、大きな拍手に包まれました。5年生が発表する言葉には力がありました。勉強が一段と難しくなりましたが、素直で真剣な皆さんの表情から本気度が伝わってきました。これからがますます楽しみです。


4年生はマリア様の集いを主催して、それぞれのお役に責任を持って取り組んでいたのが印象的でした。

素晴らしい集いでした。高学年の仲間入りをして、5・6年生から多くのことを学んだことでしょう。この夏は計画したことを、自ら実行していくようにチャレンジしてください。


3年生は、若葉の集いで1・2年生をリードしました。

鎌倉調べがスタートして、足を使って見学に行ったり、調べたり、記録したりしていましたね。鎌倉のことにますます興味が湧いたことでしょう。夏もその学びを深めてください。


2年生は1年生を連れての学校探検が素晴らしかったです。

また、リャマのハニー君のお世話をよくがんばりました。夏の間も順番にお当番があることでしょう。大事な命です。よろしくお願いいたします。


1年生は、すっかり清泉小学校の子どもになりました。

自分で朝のお支度ができるようになって、たくさんのお友だちの名前を覚えて立派です。あいさつもとっても上手になりました。蚕さんとの生活で初めて気づいたことがたくさんあったことでしょう。2学期も楽しみですね。


さあ、明日から夏休みです。

数えると47日あります。おうちでどんなことをしようか、家族とどのように過ごすのか、わくわくしていることでしょう。静かな心でお祈りをする時間も大切に、毎日規則正しく過ごしてください。こつこつ学習することや先生とお約束ごともありますね。時間がある夏休みしかできないことにもぜひ挑戦してください。
皆さん、お元気で。清泉小学校の先生方みんなで、皆さんのためにお祈りしています。またこの講堂で9月5日、元気に会いましょう。

校長だより「愛」~ ゆるし~

隔週の火曜日に全校で行う講堂朝礼での有阪校長のおはなしをご紹介します。

皆さん、おはようございます。清泉10の価値「愛」は“ゆるし”というお話をします。
清泉小学校では、毎日のお祈りを大事にしています。朝のお祈り、お帰りのお祈りや食前食後のお祈りで、神様に感謝し私たちの心が誠実であるように、また私たちを守っていただけるようにお祈りしています。


主の祈りを唱えることもあります。主の祈りはイエス様ご自身が教えてくださったお祈りです。

では、みんなで座ったまま唱えてみましょう。

♰ 主の祈り
天におられるわたしたちの父よ、
み名が聖とされますように。
み国が来ますように。
みこころが天に行われるとおり 地にも行われますように。
わたしたちの日ごとの糧を今日もお与えください。
わたしたちの罪をおゆるしください。
わたしたちも人をゆるします。
わたしたちを誘惑におちいらせず、悪からお救い下さい。

今「わたしたちの罪をおゆるしください。わたしたちも人をゆるします。」とお祈りしました。

聖書のイエス様のお話の中には、大きな愛でゆるすことの大切さを説く場面がいくつか出てきます。

ある女の人が、とても大きな罪を犯してしまいました。その当時の律法という決まりによると、生きたまま石を投げられて、死を迎えてしまうくらい残酷な刑を受けなければならないくらいの罪でした。律法学者やファリサイ派の人たちがその女の人をイエス様のところに連れてきました。イエス様にこの女の人をどうしたらよいかしつこく尋ねました。イエス様を試そうと思ったようです。イエス様は「あなたたちの中で罪を犯したことがない者が、まず、この女に石を投げなさい。」とおっしゃいました。そうすると一人、また一人とその場を立ち去っていきました。イエス様は女の人におっしゃいました。「わたしもあなたを罪に定めない。行きなさい。これからはもう罪を犯してはならない。」

イエス様は、間違いを認めて同じ間違いを繰り返さないようにと諭されました。誰もが、罪、つまり間違いや失敗をしてしまう弱い人間ですよ、ということをおっしゃりたかったのでしょう。大人も先生も皆さん子どもも、間違いや失敗はあります。人間はみな、ゆるしゆるされ、お互い様のおかげ様で生きているのです。


私たちは完璧ではありません。自分も間違いをしてしまいます。素直に「ごめんなさい」が言えますように。また、お友だちをゆるしてあげられますように。お互いに平和の心が取り戻せますように。そんなお祈りが、イエス様が教えてくださった主の祈りに込められています。
「わたしたちの罪をおゆるしください、わたしたちも人をゆるします。」がそれです。

また、イエス様は「七回どころか、七の七十倍まで人をゆるしなさい。」ともおっしゃっています。文字通りに計算したら、490回。これはたとえで、つまりどこまでも限りなくゆるしなさい、とおっしゃっています。ゆるすことは愛することです。ゆるすことで愛が広がれば温かく、平和な、戦いのない世界になることでしょう。イエス様は生涯をかけてゆるすことを、身をもって語られました。

自分も間違いをしてしまいます、お友だちも間違いをしてしまいます、だから「いいよ」とゆるすことは、とても大事なことです。とても難しいかもしれません。難しいことだからこそイエス様は、命をかけて教えてくださったのだと思います。自分がしてしまったことをゆるしていただけますように、お友だちを大きな愛でゆるせますように、主の祈りを通してイエス様に願ってまいりましょう。

校長だより「愛」 あふれる感謝を

明日から6年生は奈良県へ修学旅行に行きます。よい学びとなるように、皆さんお祈りください。留守の間は5年生が6年生の代わりを務めてくれます。5年生よろしくお願いいたします。

今、講堂朝礼では「愛」について考えています。
はじめに1年生の日記を紹介します。
『カイコさんにわるいことをしたなとおもいました。(1年生はカイコを育てています。)でも、いまいきているのがうれしくてうれしくてたまりません。いつもありがとう。つぎはくわのはやおそうじをもっとしてあげたいです。カイコさんにもっとおおきくなってほしいです。 』
たまごからかえって、とっても小さかったカイコさんが、白い体になって元気にむしゃむしゃ桑の葉っぱを食べている様子を見ると、このお友だちはとってもうれしいのでしょう。大きく育つことができなかったカイコさんもいたと聞きました。「おはかを作ります。」と、教えてくれたお友だちもいました。大きくなりますように、と願いをこめてお世話をしているからこそ、元気に育っているカイコさんを見て「いつもありがとう」という気持ちが沸き上がってきたようです。 カイコさんに感謝ですね。


次は 2 年生の日記です。
『ハニーくん(リャマさんの名前)とうばんで、わたしはパンをもっていきました。おそうじがおわってから、みんなに「パンちょうだい」と言われたので、「いいよ」と言ってあげました。そしたら、「ありがとう」とみんな言ってくれてうれしかったです。』
2年生は森でハニーくんのお世話をしています。この日記から、お友だちと仲良くハニーくんを見守っていることが伝わってきました。パンをいただいて「ありがとう」と感謝し、パンを分けてあげたお友だちがその言葉を聞いてうれしくなって、みんなでいっしょにハニーくんにパンをあげたのですね。「いいよ」と温かい心を渡してみんながにこにこ笑顔でいたので、そのぽかぽかの雰囲気の中にいたハニーくんも、きっと「みんなありがとう」と感謝していたことでしょう。 お友だちに感謝、ハニーくんに感謝ですね。

この 2 人のお友だちの日記から、感謝する気持ちが温かい雰囲気を作っていることを感じます。
「お友だちを幸せにすること、それがほんとうの愛」
と伝えてくださった聖ラファエラ・マリア様の言葉を、感謝のうちに実践していることが、先生はとても嬉しいです。1・2年生は今、生き物を育てていて、毎日命に向き合っています。カイコさんもリャマさんも大事なお友だちです。「いつもありがとう」と声をかけることはお友だちを幸せにします。

聖書の中にもこんな言葉があります。
「いつも喜んでいなさい  絶えず祈りなさい  すべてのことに感謝しなさい」
していただいたことに感謝するばかりでなく、先ほどの 2 人のお友だちのように、生きている命に感謝、「ありがとう」と言ってくれたお友だちに感謝できることは素晴らしいです。そしていつも神様といっしょにいられることに感謝、当たり前にいただけるお食事に感謝、学校でみんなと一緒に学べることに感謝・・・すべてのことに感謝して過ごしてまいりましょう。
聖歌「愛をください」にも感謝という言葉が出てきます。
♪イエス様 わたしに いつでも笑顔を あふれる感謝を ゆるせる心を・・・♪

あふれる感謝も「愛」です。すべてのことに感謝しながら、引き続き「愛」について考えてまいりましょう。

校長だより~「愛」 いつでも笑顔 であるように

5月18日は聖ラファエラ・マリア様の列福式が行われた日でした。

世界に広がる姉妹校が、聖ラファエラ・マリア様のことを思い起こしてお祝いしました。

清泉小学校では5年生が、17日に聖ラファエア・マリア様についてすばらしい発表をしました。5年生の皆さん、ありがとうございました。

聖ラファエラ・マリア様は、清泉小学校の皆さんに“お友達を幸せにすること、それがほんとうの愛”と伝えてくださっています。「どうぞ ありがとう ごめんなさい」の言葉を大事にして「お友だちを大切に」愛でいっぱいの学校にしてまいりましょう。

引き続き、清泉で大事にしている10の価値の中の「愛」についていっしょに考えたいと思います。

前回、皆さんに紹介した、聖歌「愛をください」の中で、こんな言葉がありました。

♪イエス様わたしにいつでも笑顔をあふれる感謝をゆるせる心を・・・♪

いつでも笑顔を・・・とありますが、皆さんはいつでも笑顔でいますか?いつでもとは、なかなかいかないかもしれません。楽しいこと、嬉しいことがあると笑顔でしょうし、思うように事が進んだ時、笑顔でしょう。テストでよい点をとったとき、上手に絵が描けたと思ったときも笑顔でしょう。

では、朝、あいさつを交わすときどうでしょうか。

にこにこ笑顔で「おはようございます。」言われると、先生はとても気持ちが良いです。元気パワーもいただきます。また、「お先にどうぞ」と笑顔で言われたら、これもまた気持ちよく「そうですか、すみません、ありがとうございます。」とその人と温かいやりとりができます。

お友だちに良いニュースがあった時、「いいなあ。」とうらやましくてお顔が曇っている人をみかけることがありますが、「すごいね、よかったね。」といっしょに喜べると、笑顔の輪が広がります。お友だちが失敗をして「ごめんなさい。」と言ったとき、笑顔で「いいよ。」とゆるしてあげたら、きっとお友だちも安心することでしょう。

笑顔は、あったかいパワー、優しいパワーをいっぱいいっぱい出します。

困ったこと、つらいことがあっても微笑みを忘れなかった聖ラファエラ・マリア様のように、どんなときも笑顔で過ごせますように、神様にお力をいただきながら学校生活を送ってまいりましょう。

 

校長だより~清泉10の価値 「愛」について共に考えていきましょう~

4月16日の講堂朝礼での校長先生のおはなしをご紹介します

皆さん、おはようございます。
1年生の皆さん、学校生活はいかがですか。朝のお仕度のとき、お兄様、お姉様が優しく教えてくださっていますね。お庭でもいっしょに遊べて楽しそうです。また、先生のお話を一生懸命聞いている姿を見ました。感心しました。1 年生、良いスタートを切りましたね。

1年生の朝の支度を手伝う6年生

担任のお話を聞く1年生

2年生以上の皆さん、新しい学年になって、新しい気持ちで頑張っていますね。早速1年生に近寄って「大丈夫?」と話しかけているところを見ました。率先して「お友だちを大切に」を実行している姿を見ると心がぽかぽかしてきます。朝、1年生といっしょにお聖堂に入ってお祈りをするお友だちもいますね。

朝のお聖堂の様子

お祈りをすると神様とお話ができて心が落ち着きますから、良い1日を送れそうです。神様は皆さんのことが大好きで大好きでたまらないですから、お祈りをするとその「愛」を感じ、喜びであふれることでしょう。神様は「愛」そのものです。神様に必要とされ、一人ひとり命をいただき、見守られて過ごしています。ですから神様のことを忘れないで過ごしてまいりましょう。「お友だちを大切に」「愛」でいっぱいの学校になるとよいですね。

 

児童が考えた「愛」のキャラクター

2024年度は、清泉で大事にしている10の価値の中の「愛」についていっしょに考えたいと思います。

聖ラファエラ・マリア様は愛についてこんな言葉をおっしゃっています。まわりの人を幸せにすること、それがほんとうの愛。
今の言葉の「まわりの人」の所を皆さんは「お友だち」と考えると分かりやすいかと思います。
お友だちを幸せにすること、それがほんとうの愛となります。お友だちが困っているときに声をかけたり助けてあげたりすること、お友だちの気持ちを考えて喜ばれることをすること、悲しそうなお友だちがいたら励ましてあげることなどがほんとうの愛なのです。

清泉の創立者聖ラファエラ・マリア

また、聖歌「愛をください」の中ではこんな風に表現されています。

~「愛をください」~

イエスさま 私に いつでも笑顔を
あふれる感謝を ゆるせるこころを
どんな時でも どんな人にも
あたえる愛を 愛をください

イエスさま 私に いつでも自由を
かわらぬ友情を すなおなこころを
どんな時でも どんな人にも
あたえる愛を 愛をください

 

聖歌の中で「愛」は笑顔、感謝、ゆるせる心、自由、友情、すなおな心、とあらわされ、そしてどんな時でもどんな人にも与える愛をくださいとお祈りしています。
これらを踏まえて、「愛」について少しずつ共に考えていきましょう。「愛をください」の聖歌もいっしょに歌えるといいなと思います。

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