皆さん、おはようございます。
お元気でしたか。
今朝、笑顔でしっかり挨拶を交わせたこと、講堂でこのようにまた集まれたことをとても嬉しく思っています。神様に見守っていただいた夏休みでしたね。神様に感謝です。
猛暑の夏でした。皆さんからいただいたお手紙を見ると、暑さの中でも普段できないこと、例えばおうちのお手伝いをたくさんする、遠い親戚に会いに行く、習い事の発表のために毎日練習をする、泳ぎが上手になるようにチャレンジする、自学をがんばるなどを、それぞれが確実に進めていて、皆さんのたくましさが伝わってきました。「2学期待ち遠しいです。」というメッセージもたくさんいただきました。お手紙を読むたびに、早く会いたいなと思っていました。
いよいよ2学期が始まりました。1年の中で 1番長い学期です。バザーがすぐにありますね。5年生は長野で「山の学校」が行われます。1、2、3、4、6年生は、自然教室での「合宿」があります。全校での「秋の集い」もあります。4年生が主催する「クリスマスの集い」もあります。その他にも、きっと心に深く刻まれる行事、学びがたくさんあることでしょう。わくわくしますね。
久しぶりに学校に来て、学校の中が1学期と違っている、と思ったことはありますか。多くの方のお力によって、1階のオープンスペースや 1階の教室の床がきれいになりました。また 1、2年生のお庭の人工芝が張り替えられました。外階段も床の部分がきれいになり、保健室の扉が引き戸になりました。皆さんがよりよい学校生活を過ごせるようにしましたので、工事に関わってくださったすべての方に感謝して、学校のものを大事に使っていきましょう。
2学期は行事や日々の学習を通して、持っている力を発揮するときです。
力を発揮してうまく事が進んで嬉しさいっぱいの日もあれば、自分の思うようにいかなくて心がへこむこともあるかもしれません。心がへこんでも冷静に受け止め柔軟に考えて、しなやかな心を自分の中につくっていきましょう。神様は私たちといつもいっしょにおられます。「神様がいつもいっしょ」と感じると心強いですね。
この夏、パリオリンピックを見ましたか?今、パラリンピックが行われていますが、先生は体操男子キャプテンの萱選手がピンチの時にかけ続けた言葉、「絶対あきらめるな 最後まであきらめるな」が心に響きました。仲間が演技を失敗して大ピンチの時、心折れることなく声をおなかの底から発し続け、仲間の気持ちを奮い立たせた、あの声かけと気持ちの前向きさは、それまでの体操競技での経験や仲間への熱い思いがあったからでしょう。無理ではないかと思われた団体で逆転金メダルにつながりました。
土壇場に来た時に人は試されます。
皆さん、2学期にある行事や学習を通して、心を高め、力を出し尽くし、あきらめないで前を向いていきましょう。神様からいただいた力を惜しまずに使っていきましょう。
2学期が終わるときに、こんなことを乗り越えました、実行できました、力が発揮できました、ということをお話しできるように、よい2学期にしていきましょう。 お友だちと絆を深めましょう。