3年生は1年間にわたって、清泉小学校のある「鎌倉」について総合の時間に取り組んできました。
実際にお寺や神社や史跡を見学をしたり、専門家の方にお話を伺ったり、自分達で調べたことを話し合ったりしながら学んできました。
3月1日(金)に行われた学習発表会では、クラスごとに「鎌倉」について深めてきたこと体育館で発表しました。
ベトレヘム組 プレゼンテーション「鎌倉名所巡り」
ベトレヘム組は、一年間を通して見学に行った場所のプレゼンテーションを行いました。見学先で感じた鎌倉の美しさや歴史の深さを、背景や説明文を通して伝えました。
今回の学習発表会では、ベトレヘム組の子どもたちが持っている「じっくり、コツコツと取り組むことができる力」「人前で落ち着いて話ができる力」を活かし、プレゼンテーションという形式をとりました。
説明する際のイラストをなども個々で作成し、当日に向けて練習を重ねました。また、説明文の一部を英語文に翻訳し、英語での説明にも挑戦しました。
ナザレト組「切通しを再現して、自分たちの感動を伝えよう」
ナザレト組は、この1年間で鎌倉にある七つの切通しを全て歩きました。そのなかで心に残った場所をグループで再現しました。
何をどこにどうやって作ったら自分たちの感動を伝えられるか考え、クラスで協力して材料を集め、できるだけ本物に近づくよう、お友だちと話し合いながら作りました。
当日は鎌倉時代の様子を想像しながら、各自衣装を着て説明しました。在校生や保護者の皆様が来てくださり、たくさんの方に自分たちの切通しを自分たちの言葉で説明しました。
その他にも切通し川柳も作り、紹介しました。
パレスチナ組 劇「北条政子から見た鎌倉」
パレスチナ組は、鎌倉について調べる中で「源頼朝」と「北条政子」についてもっと知りたいと思い、鶴岡八幡宮や寿福寺などの史跡を巡ったり、鎌倉国宝館の学芸員の山本みなみ先生にお話を伺ったりしてきました。
自分達が学んだことを劇で表現したいという思いから、お友達と力を合わせて台本作りや衣装作り、背景制作を行いました。
発表会当日は、鎌倉幕府の興りから滅亡までの全てを見てきた「北条政子」がどのようなことを考えていたのか想像しながら、それぞれの役を演じました。