清泉小だより

1年生

1年生 総合学習

 1年B組では、「土」をテーマにした総合学習を進めています。

 1学期には自然教室の田んぼで採取した土と七輪を使い、自分たちの手でお皿づくりに挑戦しました。そして今回は、北鎌倉の陶芸作家・河村喜史先生と奥様の加代子先生をお招きし、本格的な陶芸体験を行いました。

 四角い土の塊が、子どもたちの手のぬくもりと発想によって少しずつ形を変えていく――その過程はまさに“創る喜び”そのものです。完成した作品は、北鎌倉にある河村先生の「其中窯」で焼き上げていただく予定です。

 また、子どもたちの間では「どろだんごづくり」への熱も続いています。水を加え、砂をかけ、何度も磨き上げるうちに、つるつるに光る“マイどろだんご”。手の中で生まれる小さな輝きに、子どもたちは誇らしげな笑顔を見せてくれます。

 “土”を通して、素材の変化や手仕事の面白さ、そして自分の手で何かを生み出す喜びを学ぶ——そんな時間が、子どもたちの心を豊かに育てています。

 

 1年N組の子どもたちが、1学期から心をこめて育ててきたダイズは、いよいよ収穫の時期を迎えました。根っこから丁寧に抜いたダイズを干し、からからに乾いた莢を一つひとつ摘み取っていきます。そして、中から顔を出す豆を集めていく作業は数が多く、なかなか根気のいるものでしたが、子どもたちは協力し合いながら最後までやり遂げました。

 たくさんのダイズが収穫できましたが、しっかりと実をつけていたのは半分ほど。夏休み中、おいしそうな豆を狙ってカメムシが集まっていたのです。自然の中で育つ作物のたくましさと、思い通りにいかない現実——その両方を感じながら、子どもたちは「お恵みのありがたさ」を学びました。

 収穫したダイズをどう使うか話し合った結果、ゆで大豆にして合宿のカレーに入れることに決定。B組のみんなにもふるまい、笑顔いっぱいの「おいしい時間」となりました。

 次は、お味噌づくりに挑戦します。土から芽が出て、花が咲き、実を結び、食卓にのぼるまで——いのちのつながりを感じながら学ぶ、1年生の総合学習はまだまだ続きます。

1年生~総合学習の様子~

入学から3カ月が経ち、それぞれのクラスの総合学習も面白くなってきました。

B組は、お休み時間のどろだんご作りをきっかけに、クラスみんなでどろだんごを作ってみることになりました。

みんな目を輝かせながら自分だけのどろだんごを作り上げました。

その後、「ピカピカに磨きたい」「もっと大きくしたい」「かざりをつけて、かわいくしたい」と、それぞれのどろだんごは進化していきました。

「お団子をどうする会議」で、あるお友だちの「火の中、放り込んだら固まるよ」のつぶやきから、試しに自然教室で七輪を使って焼いてみることにしました。

土で作ったものが、焼くことでこんな風に仕上がるんだ!自分のお皿を焼いてみたい!

自然教室の田んぼの土で一人一つお皿を作り、再び七輪で焼きました。

今度は自分たちで火起こしです。

焼けたお皿は、色が変わっていたり、固くなったけれどひびが増えていたり、割れてしまったりといろいろでした。

自分のお皿を焼いてみて、「ひびのないお皿を作りたい」「もっと芸術的なものを作りたい」「色をつけてみたい」「おだんごはかせ・土はかせになりたい」「土にくわしくなりたい」と、「~したい」という気持ちが溢れてきました。この「たい」という気持ちを大切に次の活動につなげていきます。

 

N組は、朝の会で発表があった「ダイズ」に興味を持ち、「ダイズはかせになろう」を合言葉に活動が進んでいます。

ダイズについて調べていくと、ダイズはすごい!ということがわかってきました。ダイズからできるものには何があるのだろう?さいしょに炒り大豆ときなこを作ってみました。

話し合っているうちに、「おからって何だろう?」「他のものは何となくわかるけど、おからは何だかわからない」という疑問や興味が生まれました。そして、おからに出会うためには豆乳を作らなくてはならないということで、豆乳を作ってみることにしました。

自分たちで作った豆乳はやさしい味で飲みやすく、おいしかったです。

おからを使って、ドーナツとサラダを作ってみました。とってもおいしかったです。

そして、おとうふ作りにも挑戦。しかし、・・・。固まりませんでした。

おとうふ作りのことは、おとうふ屋さんに聞いてみよう!逗子久木にあるとちぎやさんへ。プロのおとうふ作りを見せていただきました。

そして、2回目のおとうふ作り

「自分たちで育てたダイズでお豆腐を作りたい」ということで、ダイズも自分たちで育てています。5月の初め、ダイズの種まきをしました。しかし、発芽したのはたった5つ。

どうしてだろう?と考えて、自然教室の先生に相談しました。ふわふわの土とポットを使って再挑戦。

虫がダイズを食べてしまったのではないかという心配から、網目の細かいネットもかけました。

ダイズの葉をおうちにしている虫を発見!ヨトウムシでした。

さやも少しずつついてきています。

たくさんダイズができますように。

こいのぼり大会

4月28日、全校でこいのぼり大会が行われました。

こいのぼりは、毎年1年生がお友だちと協力して作ります。
クレヨンとペンキを使ってこいのぼりの模様を書きました。

カウントダウンとともに、一斉にこいのぼりが揚げられました。
こいのぼりが空に揚がると「あそこにあるよ!」と空を見上げて指さしたり、「やったぁ!」と飛び跳ねたり、嬉しさいっぱいの一年生。

二年生から六年生が作ったアーチをくぐって、最後は校長先生と握手をしました。

 

入学式、1年生の様子

4月9日、満開の桜に囲まれ、新しい1年生84期69名が入学しました。

入学式の朝には、6年生が教室、廊下を飾り付けしてくださり、教室に入ってきた1年生からは「わあ!かわいい!」と声があがっていました。

 

「はい!」

ぴんと手を挙げ、真っ直ぐ立ち上がる姿はとても素晴らしく、1年生になった喜びを体いっぱい表現しているようでした。

入学式の日から、日記を書き始めました。長い鉛筆を持って、真剣にかいていました。

また、晴れた日には1年生全員で森で思いきり遊びました。

これからたくさんお友だちを作って、仲良く楽しく過ごしましょう。

1年生の様子

3学期が始まり、1週間ほど経ちました。3学期、1年生は2年生になるための準備の時間です。

 

2学期末には、中庭の花壇に1年生のためにチューリップの球根を植えました。2本の溝を目印に、スコップを使って穴をあけて、球根から芽が出やすいように丁寧に植えました。新1年生のよろこぶ顔を思い浮かべながら、土をかけていきました。学年全体で、合わせて100個の球根を植えました。

 今の2年生が植えてくださったように、ご恩送りの伝統を守っていきます。

また、3学期が始まってすぐ、「1年生を終えるための決心」を書きました。①学習、②生活、③心(お友だちを大切に)という3つの観点で、この3月までに達成したい自分のための目標を考えました。

一人ひとりが自分自身と向き合い、自信をもって成長していくことができますように。

1年生の総合

 1年生の総合学習では、1学期3クラスで蚕のお世話をしました。2学期は、クラスごとに総合学習を進めています。

 

ベトレヘム組は、9月中旬からお蚕さんのお世話の2回目にチャンレンジしました。桑の葉が見つかりづらい季節になっているため、1学期より少ない頭数ですが、毎日大事にお世話を続け、10月中旬過ぎには続々と営繭を始めました。これから、お蚕さんたちからの繭で、思い出の作品を作っていきたいと考えています。

 

ナザレト組は、和紙について学んでいます。

半紙を折り染めし、できあがった染め紙をちぎって牛乳パックに貼り、ランプを作りました。優しい光に和紙のぬくもりを感じます。これから、楮や桑の木から和紙を作ることを目指しています。

 

 

パレスチナ組は、2学期から「海」というテーマも加えて総合を進めています。10月の初めには、材木座海岸に行き、流木や貝殻、シーグラスを拾ってきました。

最近は、繭を二つ使って、繭人形の「自分」を作りました。今度は、草木染めで繭を染めてみようと話し合っています。海で集めたものと合わせて、また作品作りを続けていきたいと思います。

1年生の様子(6年生のお手伝い)

入学したばかりの1年生。6年生のお兄さまとお姉さまと一緒に、朝のおしたくを覚えていきます。

ランドセルから出した学用品を、丁寧に机のかごに入れていきます。

帽子や上着はロッカーの所定の場所に、きちんと置きます。

何気ない毎日の生活を大事に行っていくことを積み重ねていきます。

6年生は、かつて自分が教わって身につけてきたことを、喜びをもって1年生に伝えています。

朝のお支度が終わると、中庭で6年生と遊びます。一人ではできないことでも、上級生がそばで教えてくれると、いつの間にかできるようになっていきます。

今、中庭の花壇には、昨年の冬に今の2年生が1年生のために植えたチューリップが、

きれいに咲いています。たくさんの上級生に見守られて小学校生活がスタートしました。

こいのぼり大会、一年生歓迎会

4月23日、朝全校が校庭に集い、こいのぼり大会が行われました。清泉小学校では、毎年一年生が新しい仲間と協力してこいのぼりを作ります。

「何色が好き?」「顔はしましまにしよう。」

お友だちと相談しながら計画を立てたら、いよいよこいのぼりに描いていきます。

顔と尾びれはクレヨンで、うろこは手にペンキを付けて、手形で表現しました。

当日は曇り空でしたが、カラフルなこいのぼりが空の白いキャンバスに映え、風にのって悠々と泳ぐ姿を見て、「気持ちよさそう」「本当に泳いでるみたい!」とつぶやく1年生の顔はとても嬉しそうでした。その後は、2年生から6年生が作ってくださったアーチをくぐり、校長先生と握手をしました。1年生歓迎会では、2年生と6年生が1年生のために、学校目標「お友だちを大切に」をテーマにした呼びかけや劇、歌を披露してくれました。また、在校生からのプレゼントとしてスケッチブック、そして6年生が昨年自然教室で育てたもち米を使って作られた紅白餅をいただき、1年生は大喜びでした。

たくさんの上級生とともに、新しい清泉小学校の一員として、お友だちを大切に、助け合いながら、楽しい学校生活を送ってまいりましょうね。

1年生の総合の様子をご紹介します

ベトレヘム組

七輪で火おこしをし、ミカンの皮を煮て『草木染め』を行いました。

染まるのを待つ間に、ミカンの果汁で紙に絵を描き『炙り出し』を行ったり、七輪の火でマシュマロやチーズを焼いて食べたりもしました。

完成した『草木染め』は、きれいな黄色に染まり、大成功でした。

ナザレト組

ナザレト組のお友だちとしてお迎えしたハムスターのかえで君の作品を、羊毛フェルトで作りました。

一人ひとりが気持ちを込めて、一生懸命作業に取り組んでいました。

パレスチナ組

カメのレインボーサニーちゃん祭りに向けて、クラスのお友だちと協力して準備をしています。現在は、お祭りの飾りを作っています。どんなお祭りになるか、当日が楽しみです。

 

 

1年生の「総合」の様子をご紹介します

1年生は、1学期に各クラスで総合のテーマを決めました。

ベトレヘム組は「自然教室」、ナザレト組は「ハムスターを飼う」、パレスチナ組は「かめをクラスの仲間にする」です。

2学期に入り、各クラスのテーマに沿った活動が行われています。どのクラスの子どもたちも総合の時間を楽しみにしており、目を輝かせて取り組む様子が見られます。

ベトレヘム組

自然教室の竹を使って流しそうめんを行いました。

自分たちで竹をのこぎりで切ったり、半分に割ったり、節を金づちで取り除いたりして、子どもたちの力で一から準備しました。

 

ナザレト組

クラスの新しいお友だちとして、ハムスターをお迎えしました。

ご飯をあげたり、お掃除をしたり、みんなで協力しながらお世話をしています。

 

パレスチナ組

クラスの仲間のかめ(レインボーサニーちゃん)を沢山の方に知ってもらいたいという子どもたちの願いから、レインボーサニーちゃん祭りを開くことになりました。

皆で力をあわせて、準備をしています。

 

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