4月16日の講堂朝礼での校長先生のおはなしをご紹介します
皆さん、おはようございます。
1年生の皆さん、学校生活はいかがですか。朝のお仕度のとき、お兄様、お姉様が優しく教えてくださっていますね。お庭でもいっしょに遊べて楽しそうです。また、先生のお話を一生懸命聞いている姿を見ました。感心しました。1 年生、良いスタートを切りましたね。
1年生の朝の支度を手伝う6年生
担任のお話を聞く1年生
2年生以上の皆さん、新しい学年になって、新しい気持ちで頑張っていますね。早速1年生に近寄って「大丈夫?」と話しかけているところを見ました。率先して「お友だちを大切に」を実行している姿を見ると心がぽかぽかしてきます。朝、1年生といっしょにお聖堂に入ってお祈りをするお友だちもいますね。
朝のお聖堂の様子
お祈りをすると神様とお話ができて心が落ち着きますから、良い1日を送れそうです。神様は皆さんのことが大好きで大好きでたまらないですから、お祈りをするとその「愛」を感じ、喜びであふれることでしょう。神様は「愛」そのものです。神様に必要とされ、一人ひとり命をいただき、見守られて過ごしています。ですから神様のことを忘れないで過ごしてまいりましょう。「お友だちを大切に」「愛」でいっぱいの学校になるとよいですね。
児童が考えた「愛」のキャラクター
2024年度は、清泉で大事にしている10の価値の中の「愛」についていっしょに考えたいと思います。
聖ラファエラ・マリア様は愛についてこんな言葉をおっしゃっています。まわりの人を幸せにすること、それがほんとうの愛。
今の言葉の「まわりの人」の所を皆さんは「お友だち」と考えると分かりやすいかと思います。
お友だちを幸せにすること、それがほんとうの愛となります。お友だちが困っているときに声をかけたり助けてあげたりすること、お友だちの気持ちを考えて喜ばれることをすること、悲しそうなお友だちがいたら励ましてあげることなどがほんとうの愛なのです。
清泉の創立者聖ラファエラ・マリア
また、聖歌「愛をください」の中ではこんな風に表現されています。
~「愛をください」~
イエスさま 私に いつでも笑顔を
あふれる感謝を ゆるせるこころを
どんな時でも どんな人にも
あたえる愛を 愛をください
イエスさま 私に いつでも自由を
かわらぬ友情を すなおなこころを
どんな時でも どんな人にも
あたえる愛を 愛をください
聖歌の中で「愛」は笑顔、感謝、ゆるせる心、自由、友情、すなおな心、とあらわされ、そしてどんな時でもどんな人にも与える愛をくださいとお祈りしています。
これらを踏まえて、「愛」について少しずつ共に考えていきましょう。「愛をください」の聖歌もいっしょに歌えるといいなと思います。