清泉小だより

2025年05月

英語の授業の様子(1年生、6年生)

 今回は1年生、6年生の英語の授業の様子をご紹介します。

 1年生は週2回、英語の授業があります。まずは、同じクラスのお友達同士で自己紹介をしました。

 たくさんのお友達と自己紹介し、自信を持った子ども達は、みんなの前で大きな声で自己紹介をすることができました。

 6年生は週4回、英語の授業があります。テキストを使用した授業、スピーキングを重視した授業、ネイティブ教員による授業を行っています。

 今年度からデジタル教科書を導入し、コンテンツの中にあるAI英会話で自分のペースに合わせ、英会話を学習しています。

 AI英会話でスピーキングに自信をつけ、実際にネイティブ教員と英語のやり取りをします。

 英語を使用したカードゲームをしたり、クラスのお友達とアクティビティをしたりと楽しみながら英語学習をしています。

 間違いを恐れずに自分の意見を英語で表現する喜びを体験させ、自己肯定感を高めていけるよう指導しています。

学校の日 ~神のみまえに 清く 正しく 愛深く~

 5月16日(金)、5年生が中心となって、「学校の日」の集いを行いました。

 清泉の「学校の日」は、1952年に創立者ラファエラ・マリアがバチカンで列福された5月18日をお祝いの日として、世界中の清泉の学校や修道院でお祝いしています。

 今年の集いでは、聖ラファエラ・マリアの若い頃のエピソードを紹介したり、清泉のモットーについて、劇や呼びかけ、歌の発表を行ったりしました。

 清泉小学校のモットー(校訓)は、『神のみまえに 清く 正しく 愛深く』ですが、清泉の子どもとして、毎日どんなことを大切にして過ごしていったらよいかを、低学年の清泉姉妹・兄弟達にも分かりやすいように、劇をまじえて発表しました。

 この「学校の日」の集いは学年全員で作り上げた大きな行事です。当日までにたくさんの練習を重ねてきました。やり切ったあとの大きな満足・達成感を味わえたのではないでしょうか。

 この経験を糧として、5年生の子どもたちがさらに大きく成長していくように、励ましてまいりたいと思いました。

校長だより~清泉10の価値 生命~

先日、低学年わかばのつどい・高学年若葉の集いが終わりました。新緑の美しい季節に 3 年生、6 年生がそれぞれリードして、とてもすてきな1日を過ごすことができました。
楽しみながら、ちがう学年のお友だちと知り合うことができて子ども達はとても喜んでいました。3年生、6年生の皆さん、準備の段階から本番までよくがんばりました。ありがとうございました。

自然教室は、子どもたちの大好きな場所です。自然教室の中に身を置くと、気持ちがほっとしたり、さっぱりしたりしませんか。葉っぱの色、池の中の生き物、ひらひら飛んでいくちょうちょう、土のにおい、青い空など、たくさんの自然を見つけることができます。その中に神様をたくさん感じられるからかもしれません。

4 月のある日、自然教室に到着し入口から真っすぐ歩いていると、鳥の声やカエルの声が聞こえてきました。 
それを聞いていると、思わず聖歌「ごらんよそらの鳥」を口ずさんでいました。

「ごらんよ空の鳥」
ごらんよ空の鳥 野の白百合を
まきもせず紡ぎもせずに 安らかに生きる
こんなに小さな命にでさえ 心をかける父がいる
友よ友よ 今日もたたえて歌おう
すべてのものにしみとおる 天の父のいつくしみを

この歌詞は、新約聖書マタイによる福音書 6 章 26 節の山上の説教がもとになっています。イエス様が弟子たちにお話をした場面です。
そこには、「空の鳥をよく見なさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。だがあなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。あなたがたは鳥よりも価値あるものではないか。」とあります。
自由に飛び回っている空の鳥たち、種を蒔いたり刈り入れしたりといったお世話をされていない野の白百合でさえも、いのちいっぱい生きている、そんないのちを神様は養われ守っておられる、愛しておられる、そしてあなたがたも大きな愛で包まれている、という聖歌です。
私はこの聖歌が大好きです。神様の大きな大きな愛を感じます。
神様は小さないのちを養うように、私たち一人ひとりを温かく見守り、深く愛してくださっています。ご自分の似姿として人間をお造りになった神様は、すべてをよしとされ、大事ないのちを与えてくださいました。みんなを愛していらっしゃいます。

私たちは神様の子どもです。だから私たち人間は皆兄弟姉妹です。神様からいただいたいのちを大切にしましょう。お友だちを大切にしましょう。すべてのいのちを守っていきましょう。苦しみがあっても、悩みがあっても神様は共にいてくださいます。
今年度は、清泉で大切にしている10の価値の中の「生命」について、一緒に考えていきましょう。

最後に聖ラファエラマリア様のことばを紹介します。
「神の愛はすべてのものにおよびます。わたしたちはみな、神のこどもなのです。」

低学年 若葉の集い

 5月9日、若葉の美しい自然教室に1・2・3年生が集まり、「低学年若葉の集い」が行われました。縦割りのグループに分かれ、3年生が案内役となって自然教室内を散策し、親睦を深めました。

 3年生はこの日に向けて、担当場所の紹介文を考え暗記したり、レクリエーションを考えたり、名札を作ったり、ゴール後にプレゼントする木のメダルを作ったりと、1・2年生に喜んでもらうために一所懸命に準備をしてきました。下級生やたくさんの保護者の方を前に緊張したことと思いますが、練習の成果を発揮し、胸を張って堂々と説明する3年生の様子は、輝いていました。

 畑では「この種は何だろう?」クイズを行いました。全部正解できたかな?

 水田の周りでは、静かに耳を澄ませ、「自然の音を聴いてみよう!」を行いました。カエルや小鳥の鳴き声、風の音など、耳を澄ますとたくさんの自然の音が聴こえてきます。

 化石広場では、発掘された貝の化石をみんなで触ってみました。「貝の化石」ということは、化石広場は大昔、海だったのですね。

 いずみ広場では、お家の方と一緒に「ドーンジャンケンポン」を行いました。保護者の皆様にも童心に帰っていただき、大いに盛り上がりました!

 若葉の美しい自然教室で、神様からのお恵みをたくさん感じ、低学年の絆を深める素敵な一日となりました。3年生、良く頑張りましたね。立派でしたよ‼

体育の授業の様子をご紹介します

 今回は体育の授業の様子をご紹介します。

 まずは鬼ごっこやランニングで体を温めます。鬼ごっこで特に人気があるものは手つなぎ鬼です。

 清泉小学校の体育の特徴の1つに、低学年の授業で運動遊びを多く取り入れていることが挙げられます。運動遊びから身体感覚を養い、基礎体力をつけていきます。雲梯や登り棒、ジャングルジムなどの遊具を使った運動遊びが、器械運動の鉄棒運動を学習する上での土台となります。

 6年生の鉄棒運動では、これまでの学習の総まとめとしてオリジナルの連続運動を作ることに挑戦します。自分の技術に応じた技を組み合わせて作り上げます。

 連続運動を作ることとは別に、様々な技にも挑戦します。柔らかいカラーボールを足に挟んでの逆上がりでは、体幹を使わないと成功しないので通常の逆上がりよりも難しく感じたようです。

 こうもり振り下りという技を聞いたことはあるでしょうか。小学生にとって憧れの大技の1つです。正しくは両膝掛け振動下りという技ですが、今年の6年生も果敢に挑戦しました。

 多くの遊びや運動を通して体を育てる小学生の時期は、失敗を恐れず何事にも挑戦していってほしいものです。体育の授業はこれからも変わらずその役割を持った場であり続けていきます。

高学年 若葉の集い

 先日、神様に見守られながら、青空の下、高学年若葉の集いが行われました。昨年はウォークラリーでした。今年は、自然教室をフルに活用し、五感を使い、様々な活動を行いました。

🌱    🌱    🌱    🌱    🌱    🌱    🌱    🌱    🌱    🌱

①労作

 枝拾いと草むしりを行いました。次に行われる低学年若葉の集いで低学年の子ども達が気持ちよく過ごせるよう、みんなで協力して自然教室の環境整備を行いました。大きな枝を他学年のお友達と協力して運ぶ姿が見られました。

②学年鬼ごっこ

 学年ごとに鬼となり、計3回行いました。場所は自然教室全部。初めての試みです。鬼は4・5・6年生の順番でしたので、6年生が鬼になる頃には疲れ切っているのではないかと思いましたが、さすが6年生、元気よく4・5年生を追いかけていました。私は迷いの森のパトロールをしていましたが、ひょうたん池から颯爽と駆け上がって来る6年生がいて、すごいなぁと思いました。最上級生のプライドと「下級生を楽しませたい」という思いを感じました。

③ミッションゲーム

 班ごとにカードに書かれた場所に行き、5つのミッションを行いました。今回のミッションは行先も暗号となっており、解読しないとその場所にたどり着くことができません。班で知恵を出し合いながら暗号を解読し、それぞれの場所でミッションを行いました。

 27チーム全てがゴールし、ミッションカードをボートに貼ると…素敵な看板が完成しました。今年一年、自然教室に飾られるそうです。

 これまで、実行委員は毎日会食をしながら打ち合わせを行い、楽しい企画を考えてくれました。当日は班長、副班長、6年生全員が4・5年生の喜びと安全を考えながら、行動していました。6年生として大きく成長したように感じます。この経験を今後の学校生活に活かしてほしいです。

 素晴らしい青空を与えてくださった神様と、温かく見守ってくださった保護者の皆様に感謝申し上げます。

こいのぼり大会

4月28日、全校でこいのぼり大会が行われました。

こいのぼりは、毎年1年生がお友だちと協力して作ります。
クレヨンとペンキを使ってこいのぼりの模様を書きました。

カウントダウンとともに、一斉にこいのぼりが揚げられました。
こいのぼりが空に揚がると「あそこにあるよ!」と空を見上げて指さしたり、「やったぁ!」と飛び跳ねたり、嬉しさいっぱいの一年生。

二年生から六年生が作ったアーチをくぐって、最後は校長先生と握手をしました。

 

TOP新着情報清泉小だより > 2025年05月