清泉小だより

行事

6年生 修学旅行

鎌倉から奈良へ

 6年生は6/18(水)より2泊3日で奈良方面に修学旅行に行って参りました。鎌倉幕府の跡地で学ぶ子ども達が奈良時代の遺跡や歴史的建造物が立ち並ぶ奈良へとタイムスリップしました。

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1日目 ※子どもの日記より抜粋

・観光バスに乗り、奈良県まで移動します。まだ関西のことを知らない私は、お友達と一緒に作った『奈良ガイドブック』を読みながら、修学旅行の準備をしてきました。バスガイドの炭谷さんが私が知らない奈良の名所や歴史について、楽しくわかりやすく教えてくださり、修学旅行がますます楽しみになりました。私はガイドさんのお話を一生懸命メモしました。あべのハルカスや通天閣も見ました。

・法隆寺に到着しました。社会の授業で、聖徳太子と推古天皇が用明天皇の遺志を継いで建てたと聞きました。また、世界最古の木造建築物であり、世界文化遺産にも登録されていることを学びました。法隆寺の五重塔は約35mほどの高さだそうです。写真でしか見たことがありませんでしたが、迫力がありました。

・奈良の都の雰囲気を感じることができました。明日は奈良公園や東大寺に行きます。奈良の大仏や金剛力士像を見たり、奈良公園で鹿に会えるのが楽しみです。

2日目

・東大寺の南大門の金剛力士像はとても大きく、強そうでした。木造のパーツをはめ込んで作ったと聞き、当時の人は手作業でこんなに立派な像を作れるなんてすごいなぁと思いました。

・正倉院、二月堂、三月堂も見事でした。帰りに飛鳥寺と蘇我入鹿の首塚を見学しました。飛鳥寺がある場所で中大兄皇子と中臣鎌足が出会ったそうです。今朝、談山(たんざん)神社を見学しましたが、そこで中大兄皇子と中臣鎌足が蘇我氏を討つための話し合いをしたそうです。その後、「大化の改新」が行われました。歴史が変わった場所に行けてよかったです。

3日目

・今日で奈良とお別れです。多武峰(とうのみね)観光ホテルの方々にお礼を言い、駐車場で集合写真を撮りました。同じお部屋のお友達と書いたお礼のお手紙も読んでいただけたら嬉しいです。毎日私達の革靴を磨いたり、おいしいお食事を作ったり、お布団を敷いてくださったりしたことに感謝しました。

・飛鳥資料館には実寸大の展示があり、体験コーナーもありました。印象に残っているのは、絵画(壁画)の復元作業が行われた場所に入ることができたことです。しかし、あまりの狭さに驚きました。私がしゃがんで天井に付くか付かないほどです。資料館を出て、バスガイドの炭谷さんとドライバーの岡田さんとのお別れ会をしました。お二人の心に私達の感謝の気持ちが届いてくれたら嬉しいです。お別れはとても寂しいです。

・無事に新横浜駅まで戻り、お家の方に「ただいま帰りました」ということができました。無事に修学旅行を終えられたことに感謝したいです。

マリア様の集い

  5月は聖母月。マリアさまの月でした。一人ひとりがマリアさまのことを思いながら、1か月間過ごしました。5月28日に行われたマリア様の集いは、4年生が企画・運営を行い、「マリア様はどんな方なのか」「私にとってのマリア様とは」という問いと向き合い、感じたことをマリア様の集いで伝えました。

 今年のテーマは、「お祈り」。ハンドベルの演奏から始まったマリア様の集い。

 子どもたちが普段からお祈りしている「アヴェ・マリアの祈り」にはどんな意味が込められているのか、マリア様の歩まれた出来事と共に、言葉と絵で伝え、全校児童で考えました。

 そして、4年生は、「いつもいつもいっしょ」「めぐみあふれる聖マリア」「Ave Maria」の3曲を合唱しました。4年生の澄んだ歌声と共に、講堂いっぱいにマリア様への賛美と祈りが広がりました。

 次は、各学年によるお捧げとお祈りです。1か月間、マリア様にお捧げする実行を行ってきました。実行目標を達成するために、毎日努力を続けて参りました。

 最後は、4年生の代表児童による「私にとってのマリアさま」の発表です。耳を傾けていた全校の子どもたちも「私にとってのマリア様は何か」を考える機会となり、祈りの雰囲気の中、マリア様の集いを終えました。

学校の日 ~神のみまえに 清く 正しく 愛深く~

 5月16日(金)、5年生が中心となって、「学校の日」の集いを行いました。

 清泉の「学校の日」は、1952年に創立者ラファエラ・マリアがバチカンで列福された5月18日をお祝いの日として、世界中の清泉の学校や修道院でお祝いしています。

 今年の集いでは、聖ラファエラ・マリアの若い頃のエピソードを紹介したり、清泉のモットーについて、劇や呼びかけ、歌の発表を行ったりしました。

 清泉小学校のモットー(校訓)は、『神のみまえに 清く 正しく 愛深く』ですが、清泉の子どもとして、毎日どんなことを大切にして過ごしていったらよいかを、低学年の清泉姉妹・兄弟達にも分かりやすいように、劇をまじえて発表しました。

 この「学校の日」の集いは学年全員で作り上げた大きな行事です。当日までにたくさんの練習を重ねてきました。やり切ったあとの大きな満足・達成感を味わえたのではないでしょうか。

 この経験を糧として、5年生の子どもたちがさらに大きく成長していくように、励ましてまいりたいと思いました。

低学年 若葉の集い

 5月9日、若葉の美しい自然教室に1・2・3年生が集まり、「低学年若葉の集い」が行われました。縦割りのグループに分かれ、3年生が案内役となって自然教室内を散策し、親睦を深めました。

 3年生はこの日に向けて、担当場所の紹介文を考え暗記したり、レクリエーションを考えたり、名札を作ったり、ゴール後にプレゼントする木のメダルを作ったりと、1・2年生に喜んでもらうために一所懸命に準備をしてきました。下級生やたくさんの保護者の方を前に緊張したことと思いますが、練習の成果を発揮し、胸を張って堂々と説明する3年生の様子は、輝いていました。

 畑では「この種は何だろう?」クイズを行いました。全部正解できたかな?

 水田の周りでは、静かに耳を澄ませ、「自然の音を聴いてみよう!」を行いました。カエルや小鳥の鳴き声、風の音など、耳を澄ますとたくさんの自然の音が聴こえてきます。

 化石広場では、発掘された貝の化石をみんなで触ってみました。「貝の化石」ということは、化石広場は大昔、海だったのですね。

 いずみ広場では、お家の方と一緒に「ドーンジャンケンポン」を行いました。保護者の皆様にも童心に帰っていただき、大いに盛り上がりました!

 若葉の美しい自然教室で、神様からのお恵みをたくさん感じ、低学年の絆を深める素敵な一日となりました。3年生、良く頑張りましたね。立派でしたよ‼

高学年 若葉の集い

 先日、神様に見守られながら、青空の下、高学年若葉の集いが行われました。昨年はウォークラリーでした。今年は、自然教室をフルに活用し、五感を使い、様々な活動を行いました。

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①労作

 枝拾いと草むしりを行いました。次に行われる低学年若葉の集いで低学年の子ども達が気持ちよく過ごせるよう、みんなで協力して自然教室の環境整備を行いました。大きな枝を他学年のお友達と協力して運ぶ姿が見られました。

②学年鬼ごっこ

 学年ごとに鬼となり、計3回行いました。場所は自然教室全部。初めての試みです。鬼は4・5・6年生の順番でしたので、6年生が鬼になる頃には疲れ切っているのではないかと思いましたが、さすが6年生、元気よく4・5年生を追いかけていました。私は迷いの森のパトロールをしていましたが、ひょうたん池から颯爽と駆け上がって来る6年生がいて、すごいなぁと思いました。最上級生のプライドと「下級生を楽しませたい」という思いを感じました。

③ミッションゲーム

 班ごとにカードに書かれた場所に行き、5つのミッションを行いました。今回のミッションは行先も暗号となっており、解読しないとその場所にたどり着くことができません。班で知恵を出し合いながら暗号を解読し、それぞれの場所でミッションを行いました。

 27チーム全てがゴールし、ミッションカードをボートに貼ると…素敵な看板が完成しました。今年一年、自然教室に飾られるそうです。

 これまで、実行委員は毎日会食をしながら打ち合わせを行い、楽しい企画を考えてくれました。当日は班長、副班長、6年生全員が4・5年生の喜びと安全を考えながら、行動していました。6年生として大きく成長したように感じます。この経験を今後の学校生活に活かしてほしいです。

 素晴らしい青空を与えてくださった神様と、温かく見守ってくださった保護者の皆様に感謝申し上げます。

1年生歓迎会

6年生主催の「1年生歓迎会」が行われました。

学校の皆が、84期生の入学を心待ちにしていました。(↑講堂の舞台背景)

↑2年生は呼びかけ「おめでとう1年生」と歌『フレンズ』を披露しました。

↑6年生は劇「大きなかぶ~自然教室~」を行いました。

2・6年生が呼びかけや劇を通して清泉小学校で大事にしている事を伝えてくれました。

↑1年生は『1年生になったら』を元気に歌いました。

教室に戻ってきてから、1年生は全校の皆さんからスケッチブックを、6年生が育てたモチ米でできた紅白餅を、入学のお祝いとしていただきました。

清泉小学校での6年間が素晴らしい日々でありますようにお祈りしています。

6年生を送る会

3月5日(水)、6年生を送る会が行われました。1~5年生の全校児童が協力して準備を進め、当日を迎えました。どの学年も6年生への感謝の気持ちが伝わってくる、温かさにあふれた素敵な時間になりました。

1年生は6年生と一緒に入場をしました。

2年生は6年生が低学年の時に一緒に過ごしていた羊や山羊の思い出を劇にしました。

3年生は6年生一人ひとりにプレゼントをお渡ししました。

4年生は、『Across The Road』を歌いました。

5年生は、6年生との思い出を振り返りながら6年生へ感謝の気持ちを伝えました。

そして、最後には、5年生19名で応援団を作り、中学生になる6年生へエールを送りました。

中学校での生活が輝かしいものになりますように、お祈りしています。本当にありがとうございました。

芸術鑑賞会 オペレッタ『トラの恩返し』

毎年、卒業生の保護者の皆様からなる後援会が主催してくださっている芸術鑑賞会。これは、子どもたちに本物の芸術を直に見て、感じ、成長の糧にして欲しいとのと温かい気持ちから長く続いている行事です。今年度は、「オペレッタ劇団ともしび」の皆様による、オペレッタ『韓国・朝鮮の民話より トラの恩返し』の上映でした。

講堂に入ると、ステージの上には、昔の朝鮮半島に来たような素敵な背景画のセットが用意してあり、これから始まる物語への期待が膨らみます。

この物語は、人はトラを襲うもの、トラは人を襲うものとしてお互いに恐れ憎み合っていた世界で、若い木こりが、のどの痛みで苦しんでいるトラを助けることにより、トラが恩返しをし始める二人の友情物語です。

「なんだか気持ちが温かくなってきた。」

これは、トラが恩返しとして木こりの家の前にたくさんの丸太を置いて、木こりの親子の役に立ったときに言った言葉です。

人のために何かをすると、自分自身が幸せになれることを改めて感じました。

子ども達は、笑ったり、心配そうにしたりしながら、清泉小学校の目標「お友だちを大切に」と重なる想いを舞台を通して、一人ひとり実感していました。

劇が終わったあとは、朝鮮半島の大道芸も披露していただきました。

最後の退場でも、演者の皆様にずっと手を振り続ける子どもたちの姿から、この鑑賞会が有意義なものとなったことは間違いありません。

このような機会を作ってくださった、後援会の皆様、オペレッタ劇団ともしびの皆様、ありがとうございました。

清泉インターナショナルスクールフェスティバルへ

清泉小学校の52組のご家族が、姉妹校の清泉インターナショナルスクールフェスティバルに行ってまいりました。入口で、「Seisen KAMAKURA Family」という素敵なシールをいただき、胸に付けて入場しました。

6年生の日記

心に残ったことは、世界の料理が食べられる屋台で、いろいろな料理を食べたことです。中国エリアでは、コブタやウサギの形をしたあんまんを食べました。外はフワフワ、中はあんがぎっしり入っていておいしかったです。その後ボディペインティングのコーナーで、中学3年生のお姉さんが手にクマを描いてくださいました。初めは緊張して話せませんでしたが、お姉さんが「好きな科目は?学校楽しい?」と聞いてくださり、緊張が解けました。英語が得意でない私はいろいろな国の方を見てそわそわしましたが、海外のお友だちと話してみて、英語を覚えたいと思いました。

3年生の日記

今日、初めて父と母と行きました。受付でなんと校長先生がいました。にこにこしてむかえていただきました。シールを3人ともはって、早速いろいろな国の食べ物を見に行きました。まず買った物は、フィリピンのバーベキュー肉です。英語で、「I want this.」と言ったら、「Thank you」と言って用意してくれました。その時、「鎌倉から来てくれてありがとう」と言ってもらいました。みんなにこにこしてくれてやさしかったです。

1年保護者の方より

最近の夢はCAらしく(クラスの多くの女子がCAにあこがれていると聞き、微笑ましく思っております)英語を頑張りたいと前向きです。英語を使う機会はあまりなかったようですが、異国の雰囲気はとてもよかったようです。ユニコーンのクッキーアイシングを楽しんだり、ネイルチップを作成したりと、普段あまりできない少しキラキラした体験ができて嬉しそうでした。同じ清泉ファミリーで海外を感じられるこのような貴重な体験をさせていただき、本当にありがたく思っております。

清泉インターナショナルスクールとの交流で得るものは、大きいです。

保護者会で沼波岳臣先生がお話ししてくださいました

10月29日、男子対象の保護者会を講堂で行いました。

この日は、静岡サレジオ小学校・中学校・高等学校の学校長でいらっしゃる沼波岳臣先生がお話しに来てくださいました。

沼波先生は、清泉小学校の38期生元清泉ボーイズでいらっしゃいます。現在もご自身の礎となられている清泉小学校で培われた恵みについて、4つに絞ってお話ししてくださいました。以下、簡単にご紹介いたします。

その1.美

意識して丁寧に字を書くことを大切にしていた。字は自分の財産となった。自然教室での自然とのふれ合いは今も大切な思い出。清泉でいただいたお恵みは「美」という言葉で表せる。

その2.読書

清泉で小さい時から本を読むことを大切にしていたことで、語彙力や表現力が培われた。表現力とは、どれだけその感情に向き合ったかということ。

その3.見えないものを大切にする心

神さまがきっとよくして下さるということを信じる心を持つことが大切。何か起きた時、神さまに委ねる心を持つことを清泉で得た。

その4.大切にされた本当の愛

シスターや先生方は、何か失敗したことがあってもいつも許して下さり、大きな愛で包んでくださった。

 

沼波先生、素晴らしいお話をありがとうございました。

 

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