清泉小だより

6年生を送る会

3月5日(水)、6年生を送る会が行われました。1~5年生の全校児童が協力して準備を進め、当日を迎えました。どの学年も6年生への感謝の気持ちが伝わってくる、温かさにあふれた素敵な時間になりました。

1年生は6年生と一緒に入場をしました。

2年生は6年生が低学年の時に一緒に過ごしていた羊や山羊の思い出を劇にしました。

3年生は6年生一人ひとりにプレゼントをお渡ししました。

4年生は、『Across The Road』を歌いました。

5年生は、6年生との思い出を振り返りながら6年生へ感謝の気持ちを伝えました。

そして、最後には、5年生19名で応援団を作り、中学生になる6年生へエールを送りました。

中学校での生活が輝かしいものになりますように、お祈りしています。本当にありがとうございました。

校長だより~愛はあたえるもの~

清泉で大切にしている10の価値の中の「愛」について、今年度いっしょに考えてきました。皆さんは「愛」について、どのように感じていますか。
前回の講堂朝礼で紹介した神父様が「人によって、感じ方はいろいろですよ。」とおっしゃっていたように、皆さんに聞いてみると、きっと様々な思いが返ってくると思います。

先日、6年生の方とお話をしていて、こんな話が出ました。

「清泉で大切にしていることは、どの教室にもはられているお友だちを大切にです。その言葉を6年間ずっと考えてきました。どうしたらお友だちに喜ばれるか、低学年のときはよく分からなかったです。でもこんなことかなと思った時は、お友だちのためにできることを自分なりにやってきました。」

頭で思っているだけでなく、実行することの大切さを6年生は実感していたのだと、先生は嬉しく思いました。

愛は、周りの方からしていただくことを待つのではなく、自分から周りの方に与えることです。与える愛を実行していきましょう。

『聖母の騎士』という冊子に、あたえる愛についてこんな記事が掲載されていました。

「子どもの日に、お父さんとお母さんと弟といっしょに遊園地に行きました。お父さんは、遊園地でぼくと弟に風船を買ってくれました。帰りの車の中で、弟はその風船で遊びました。でも風船がバックミラーに映って、お父さんの運転の邪魔になりました。お父さんは弟に注意して、危ないから車の中では風船で遊ばないようにと言いました。でも弟はお父さんのいうことを聞かずに風船で遊び続けたので、お父さんはバックミラーが見えなくなり、弟をしかりました。そして今度風船がバックミラーに映ったら、風船を飛ばしちゃうからね、と、言いました。それでも弟は言うことをきかないで、風船で遊び続けたので、お父さんはついに怒って、弟から風船を取り上げ、風船を本当に窓から外に飛ばしてしまいました。弟は、わーんと泣きました。」

車のバックミラーは運転をする人にとってはとても大事な鏡です。後ろの様子に気を付け、安全に運転しなくてはならないからです。さて、それを見ていたお兄さんはいったいどうしたでしょうか。

「ぼくは、ふと手に持っていた自分の風船に目をやりました。すると弟もぼくの風船を見ていました。ぼくは少し考えてから、ぼくも同じだよ、と弟に言って、窓から風船を飛ばしました。すると弟はだんだん泣き止んで二人で仲良く遊びました。」

お兄さんも弟と後部座席に一緒に座っていて、風船で遊んでいた弟の様子を見ていたことでしょう。弟がお父さんの言うことをきかなくて、困ったな、と思っていたかもしれません。弟の風船がなくなってしまい大泣きをしている様子を見て、ぼくはどうしたらいいか、少し考えていました。もしかしたら、おうちに帰っていっしょにこの風船で遊ぼうね、と言おうと思ったかもしれませんし、ちゃんとお父さんの言うことを守ろうね、となだめようと思ったかもしれません。

皆さんがお兄さんだったら、弟にどのようにしますか。このお兄さんは弟と同じになることを選びました。それが正しいというよりも、お兄さんにとって弟を大事にする気持ちがその実行だったのでしょう。その風船はお父さんに買ってもらった大切な風船だったのですが、その大切な風船を弟の風船と同じように空に飛ばしたのです。お兄さんにとっての弟への最大の愛であったと、先生は感じました。与える愛の行いは、何が正解ということではなく、相手を大事に思う気持ちを表すことです。

「愛」は神様の望まれることを行うことと言えるでしょう。聖ラファエラ・マリア様の言葉「まわりの人を幸せにすることそれがほんとうの愛」の実践です。自分もお友だちも、神様から愛されている大事な大事なひとりです。お友だちを大切にすることで、愛である神様を感じてまいりましょう。

清泉女学院中学校の教員による出前授業

 2月14日(金)に清泉女学院中学校の教員による5年生を対象とした出前授業が行われました。

 当日は国語、数学、社会、理科、英語の5教科の授業が行われました。

 <国語>

 児童にとって馴染みのある2つの昔話を例に、昔話の共通項を見つけ出すことをしてみました。考えていくと、昔話には共通項が多いこと、物語のつくりが似ていることに気付きました。

 <数学>

 色画用紙を使って、メビウスの帯を作ってみました。初めて作った児童が多く、捻り方で変化する帯に興奮冷めやらぬ様子でした。

<社会>

 ボルダルールを体験する授業として、好きなアイスを決めていきました。普段とは違った決め方ということもあり、終始意見が飛び交う賑やかな授業となりました。

 <理科>

 静電気を使った実験に挑戦しました。帯電させることが思いの外難しかったようです。

 <英語>

 教員が言った文房具を筆箱から素早く取り出したり、「a」と「an」の違いに注目したりする、英語に触れ続ける授業でした。清泉小学校も清泉女学院中学高等学校も英語教育を大切にしていることが特徴の1つです。

 児童にとっては中学校での勉強に対する興味が湧き続けた1日になったことだと思います。

~本物に触れて考える~

「鎌倉彫博士になって、作品の魅力を発信してみよう!」

清泉小学校のある鎌倉には、「鎌倉彫」という伝統工芸品があります。2学期に行った国語「未来へつなぐ工芸品」の作者の思いを深め、社会科の伝統工芸品の学びを広げるために、鎌倉彫資料館の学芸員の方を講師にお招きし、出前授業を行っていただきました。

鎌倉彫の歴史や作り方などを教えていただき、実際に作品を観て、触って「気付いたこと」「感じたこと」「疑問に思ったこと」をキャプションにまとめました。

 実物(レプリカ)を実際に触れることで、彫りの深さや細かさ、側面や裏面にも彫りがあり丁寧に仕上げられていること、年月を経て塗ってある漆が出す奥深い色などを体感することができました。子どもたちが考えたキャプションは、“鎌倉彫資料館”に展示していただきます。

 また、2月には彫刻刀を使い、鎌倉彫体験も行います。子どもたちが鎌倉彫の魅力をさらに感じ、鎌倉をより好きに・誇りに思い、伝統を大切にする心が育ってくれたらと願っています。

 

 

 

「和紙について学ぼう~伝統工芸品を守るために、私たちにできることは~」

さらに、伝統工芸品の一つである「和紙」に注目し、様々な和紙に触れる活動もしました。色鮮やかなものから素朴な色のもの、柄入りのもの、楮の繊維質がわかるものまで、見ているだけでも楽しくなります。また、実際に触ってみると、産地や用途によっても質感が変わることがわかりました。

和紙が日本の文化として欠かすことのできないものである一方で、日本では和紙の主な原料の生産量も激減しており、和紙作りの担い手不足が深刻化していることも調べていく中で学びました。このままでは文化が衰退、そして無くなってしまう危機にさらされていることを知り、自分たちにできることはないかを探し、活動を続けています。

今後は、和紙職人の方をお招きして、紙漉き体験を行ったり、お話を伺ったりする予定です。

子どもたちが、伝統を “いつの世までも” 受け継いでいくために、自分たちにできることがないかを考え、和紙の持つ魅力を伝えていく一人となれるように、学びを深めてまいります。

 

 

和紙の原料「楮(こうぞ)」を使って

「野菜を使った紙作り」

 

伝統工芸品について学び、他にも日本和紙があることも知った子ども達。並行して総合学習でSDGsについても学び、ごみ問題、フードロス問題などについても考えていく中で、野菜を使った紙があることを知りました。和紙の原料となる楮の生産も減ってきていることから、どちらの問題も斬新なアイディアで解決しようと野菜の繊維を混ぜて紙を作る実例を見つけました。そこで、自分たちも野菜くずの再利用として、楮と混ぜて紙作りを試してみることにしました。

 この日はちょうど自然教室でキャベツの収穫をし、通常はキャベツの外側の葉は捨ててしまう(土に戻す)のですが、それを使うことにしました。また、家で出た野菜くずを使った紙作りもしました。

様々な野菜をミキサーで細かくし、楮としっかり混ぜて、「ためすき」をしました。持参した野菜は、レモンの皮・みかんの皮・グレープフルーツの皮・ニンジンの皮・たまねぎの皮・ブロッコリーの葉や茎・白菜の芯・大根の葉っぱなど。思い思いの型に流し込み、水がぬけるのを待ちます。どのような紙ができるのか、乾くのを楽しみにしています。

第55回神奈川県私立小学校児童造形展のお知らせ

2月11日(火)から、神奈川県私立小学校児童造形展が始まります。

これは、神奈川県にある私立小学校に通う小学生が心を込めて作った作品を展示する展覧会で、今年で55回目となります。
本校も、1年生から6年生までいろいろな作品を出展しています。
子どもたちの力作をどうご覧ください。

開催日時
2025年2月11日(火)~16日(日)
10時~18時(最終日は15時まで)

入場無料

場所
神奈川県民ホールギャラリー 神奈川県横浜市中区山下町3-1

主催 神奈川県私立小学校協会

第55回神奈川県私立小学校児童造形展ポスター

校長だより~イエスさまの生き方をお手本に~

2月3日は立春でした。まだまだ寒い日が続いていますが、立春は「暦の上では春」と呼 ばれる日です。最近は日に日に日が長くなって、春が近づいてくることを実感することが できます。3学期の登校日も残り30日を切りました。

皆さんは今、1年のまとめをがんばっていますね。そんな学校生活を送る中で、お友だちとうまくいかなくて「困ったな。どうしよう。」と思うこともあるかもしれません。そんな時は、イエス様だったらどうするかな・・・と考えてみるといいのですが、皆さんはいかがですか。

先日ある冊子(「こじか」オリエンス宗教研究所)を読んでいましたら、神父様への相談でこんなものがありました。
『となりにすわっているお友だちがいつもじまんばかりしているので、話がつまらないです。それで、ほかのお友だちと仲良くしていると、嫌なことを言ってきます。嫌なお友だちと離れたいと思うことは、悪いことですか。』という相談でした。皆さんの中に似たような経験、例えば「このお友だちと気が合わないな。嫌なことを言 われて楽しくなくなったから、このお友だちと離れたいな。」と思ったことがある人がいるかもしれません。そんな時は、皆さんどうしますか。

神父様は「人によって、感じ方はいろいろですよ」「受け止め方は様々であることを知っておきましょう」と書いていらっしゃいました。その上で、次のように続けておられました。『じまんばかりしているとなりのお友だちに対して、あなたは「つまらない、離れたい」と感じているけれど、他の人は「おもしろい」と思っているかもしれないよ。あなたにはとなりの人だけでなく他にもたくさんのお友だちがいる、お友だちはとても大切だから、心の平和を保つためにそのお友だちと少し距離をおくのは、けんかをしないためにあなたが本当にそうしたいならそうしてもいいけれど。イエス様は、「人からしてもらいたいことを、人にもしなさい」(ルカ6章31節)とおっしゃっているから、このみ言葉を努力目標にしてみたらどうかな。』

じまん話ばかりをしているお友だちがつまらないからそのお友だちと離れることは、イエス様のおっしゃる「人にしてもらいたいこと。」なのでしょうか。お友だちを大切にするときに、自分がお友だちにしてもらいたいことかを考えてみるといいですね。また、じまん話をしているお友だちは、本当にずうっとじまんばかりしているのでしょうか。そのお友だちのことをどのくらい知っているのでしょうか。良いところはないのでしょうか。お友だちのほかの面にも目を向けて、お友だちを決めつけてしまわない、よく知るということが大事 だと思います。

そのあと神父様は次のように続けて書いていらっしゃいました。『人間関係は切るのは簡単だけど、再びつなぎあわせるのはとても難しいよ。今は、少し 離れても、いずれ気持ちよく仲良くなれればいいと願っているよ。イエス様の言葉 「自分を愛してくれる人を愛したところで、あなたがたにどんな恵みがあろうか。罪人でも、自分を愛してくれる人を愛している。また、自分によくしてくれる人に善いことをしたところで、どんな恵みがあろうか。罪人でも同じことをしている・・・・あなた方は敵を愛し なさい。」(ルカ6章32~36節)を読んでみよう。そして、神さまの力をお借りしていつの日か、じまん話のお友だちも、あなた自身も変わって、真の友情が築けるように祈っています。』

さて、ここでもう1度考えてみましょう。お友だちとうまくいかないな、と思ったときにどうしますか。どんな人もお友だちとのことで、困ったり悩んだりするものです。そんな時、皆さんはきっと迷ったり、心を痛めたり、悶々としたりすることでしょう。真の友情は、そんな気持ちのすれ違いがあってもそれを乗り越えて、わかり合い、認め合い、許し合い、絆を 強めていくものだと思います。この神父様のお話のように、「人によって感じ方はちがう」ことを心に留め、お友だちをこういう人なんだと決めつけないで、そのお友だちのことを よく知る努力をしてみましょう。人にしてもらいたいことを、勇気をもってしましょう。そんな困難な時が成長のチャンスです。お友だちも自分と同じように神様から愛されている大事なお友だちです。一人一人の中にイエス様がいらっしゃいます。お友だちを大切にすることって本当にどんなことなのか、お話ししたような経験を通して考えることもありますね。

校長だより~すべてのことにありがとうを~

皆さん、おはようございます。

昨日は大寒でした。1年の中で最も寒さが厳しい頃を意味しています。寒さに負けず元気に過ごしたいものです。

特別宗教に参加している4年生・5年生と音楽科の先生が作ってくださった、聖ラファエラ・マリア様の歌『あなたの心を生きます』はとても素敵な歌ですね。素晴らしい曲を作っていただきありがとうございました。

どの教室の朝礼に出ても、みんなが心を込めて歌っている様子が見られます。そして今日の講堂朝礼でもお互いの歌を聴きながら、全校で歌詞を響かせることができました。

歌詞の中に「すべてのことにありがとうと伝えることができますように」とありますが「すべてのこと」とは何でしょうか。

自分に良いことをもたらしてくれてありがとうございます、ばかりではないと思います。すべてが楽しいこと、すべてが嬉しいことではなく、自分にとって苦い経験があった時もありがとうございます、失敗したことを指摘されたときもそれに気づかせてくださってありがとうございます、ということも含まれるでしょう。

先日授業中、先生が「ここがこんなふうにちがっていますよ」と言ったら、その方は一瞬顔がくもって残念そうな様子だったのですが、「ありがとうございます」と言って机に戻っていきました。「ありがとうございます」と言われて先生は、なんて心が柔らかいのでしょうと思いました。


また時に、思うようにいかないこともその瞬間は感謝の言葉は出ないかもしれませんが、しばらく経って振り返ったときにあの経験は自分にとって宝物になった、と感謝することもあります。私たちは弱い人間です。聖ラファエラ・マリア様のように、すべてのことにありがとうと伝えられますように、と祈りながら歌いたいと思います。謙虚に受けとめられる柔和な心を持ちたいものです。

聖ラファエラ・マリア様の帰天100年を記念して作られたこの曲を、これからも大事に歌ってまいりましょう。

1年生の様子

3学期が始まり、1週間ほど経ちました。3学期、1年生は2年生になるための準備の時間です。

 

2学期末には、中庭の花壇に1年生のためにチューリップの球根を植えました。2本の溝を目印に、スコップを使って穴をあけて、球根から芽が出やすいように丁寧に植えました。新1年生のよろこぶ顔を思い浮かべながら、土をかけていきました。学年全体で、合わせて100個の球根を植えました。

 今の2年生が植えてくださったように、ご恩送りの伝統を守っていきます。

また、3学期が始まってすぐ、「1年生を終えるための決心」を書きました。①学習、②生活、③心(お友だちを大切に)という3つの観点で、この3月までに達成したい自分のための目標を考えました。

一人ひとりが自分自身と向き合い、自信をもって成長していくことができますように。

始業式

皆さん、明けましておめでとうございます。

2025年になりました。新しい気持ちで新年を迎えて、それぞれが新たな決心を胸に、校門をくぐったことでしょう。手を広げたイエス様も、皆さんを喜んで迎えてくださっていました。

たくさんの方から、年賀状をいただきました。ありがとうございました。へび年にちなんだ絵が上手に描いてあったり、版画でデザインされていたり、写真があったり、メッセージが添えられていたりして、嬉しく1枚1枚拝見しました。メッセージには、「2025年をこんなふうに過ごしたいです」という決心が多く書かれていましたので、一部ですが紹介します。

まずは6年生の決心です。
「小学校生活最後の年です。充実した学校生活を過ごしたいです。」
「清泉小学校での生活も残すところわずかなので1日1日を大切にします。」すばらしい決心ですね。

5年生は、
「6年生0学期になるので、下級生のお手本になれるようにがんばります。」
「算数の計算が速くなるようにたくさん練習します。」もうすぐ6年生です。5 年生の意気込みを感じました。

4年生は、
「英語検定と漢字検定が受かるようにこつこつ勉強します。」
「ドッジボールで強い人のボールをとれるようになりたいです。次の大繩大会でみんなの力を合わせたいです。」がんばってください。応援しています。

3年生は、
「高学年になるので行事もいっぱいがんばりたいです。」

「できないことにチャレンジする、何事にもあきらめないで最後までがんばることです。」 自分と向き合ってのしっかりとした決心です。

2年生は、
「てつぼうをがんばりたいです。」
「お友だちを大切にどんなことにもちょうせんする1年にしたいです。」すばらしい決心ですね。

1年生は、
「やさしいことばをおくることを、がんばります。」
「これからもおべんきょう、がんばります。」      「ことしもたのしみます。」年の初めによく考えた決心です。

皆さんのことをいつも見守っています。これからの成長がとっても楽しみです。

3学期は締めくくりの学期です。そして次の学年への準備学期です。
3学期は学校に来る日が何日あるか、というと、1・2・3・6年生は47日、4・5年生は48日です。あっという間に過ぎてしまいそうなほど短いですね。

3学期は特に2つの気持ちを大事にしていきたいものです。

1.感謝の気持ちを持って。

「ありがとうございます」の言葉をクラスのお友だち、先生、おうちの方、周りの方々に伝えてまいりましょう。そして使った教室、机やいすにも感謝しながら過ごしましょう。

2.一つひとつに心を込めて。

当たり前のこと、例えば下駄箱に靴をしまう、次の授業の準備をする、あいさつなども意識してていねいに行うことを心がけましょう。

1年間の総まとめの学期の3学期が、より良い学期となりますように先生方も皆で応援していきます。

1月6日は、聖ラファエラ・マリア様がお亡くなりになられた日でした。ラファエラ様が帰天されてから100年が経ちました。世界の聖心侍女修道会、そして清泉ファミリーの皆様と共に、この1年間を「聖ラファエラ・マリア年」としてお祝いしてきました。

困難にあっても祈りのうちにイエス様と共におられ、目立たない所でも微笑みを忘れず、謙遜で柔和な方だった聖ラファエラ・マリア様に倣って、これからもお友だちを大切に、誠実に、過ごしてまいりましょう。

良い3学期になりますように。

クリスマスの集い

 

12月12日、クリスマスの集いが行われました。集いまでの3週間、イエス様のご降誕をあたたかな心で迎えられるよう、各学年で目標を決めクリスマスの実行を行いました。

今年のテーマは「喜びを分かち合い、平和を祈るクリスマス」とし、4年生は集い当日に向けて様々な準備を行いました。

大道具グループは、劇の台本を読み、それに合った様々な背景を考えて作りました。背景のほかに、博士の家のバルコニーや望遠鏡、捧げ物、光る星なども作りました。当日は、背景や大道具の出し入れも、黒子となり自分たちで行いました。

今回の集いでは、東方の三博士と羊飼いが、星や天使に導かれて馬小屋へと向かう様子を描いた劇を上演しました。登場人物の出身地や身分、年齢や性別は異なりましたが、皆がイエス様のご誕生を心待ちにしていたということを、劇を通して伝えました。

劇グループは、当日の集いに向けて舞台上での動きや踊りの振付けなどを自分たちで考え、練習を重ねました。当日は、司会進行はもちろん、劇中の聖歌隊やピアノ、バイオリンによるバックミュージック、入退場のハンドベル演奏まで、全て4年生が行いました。

また、事前グループでは、イエス様の誕生を楽しみに待つこの期間を温かい雰囲気で過ごせるよう、絵本の読み聞かせやクリスマスの曲の紹介の放送、クリスマスのかざり作り、アドベントカレンダー作りなど、様々な準備や活動を行いました。

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