清泉小だより

美術の授業の様子

 「4年生の美術」の様子をお届けいたします。4年生では、1学期を通して「色」をテーマに学んだり、作品を作ったりしました。

 12色の絵の具セットの中から「色の三原色(マゼンタ・シアン・イエロー)」と白の絵の具だけで色を作ると聞いた時は、「他の色もたくさんあるのに…」「好きな色ができるのかな」と少し心配そうな顔をしていた4年生でしたが、パレットの上でいろいろな色を作り出し、素敵なキャンディーポットの作品を作ることができました。

 

 オープンスクールの日は、薄い色水をビニールシートの上にスポイトで垂らし、4人グループで協力しながら絵を仕上げる取り組みを行いました。いろいろな絵の具を上手に混ぜて、光を透して宝石のように輝く水玉を作り、一つの絵を完成させました。お友だちの作品を鑑賞し合って、それぞれの良さを感じたひと時ともなりました。

 そして、「色」の学習の総仕上げとして、1学期最後の美術の授業では夏らしい風鈴の絵付けを行いました。一人一人に配られた「カラードタック」という透過性のあるシールは6色しかありません。

 「朝顔の紫色が作りたい。」、「カブトムシの茶色はどうやったらいいのかな。」「シールを重ねてみたら新しい色ができたよ。」「重ねる順番で色が少し違うね。」など、今まで「色を作る」授業で学んだことに気づき、お友だち同士教え合いながらすてきな風鈴に仕上げることができました。

 「色」という一つのテーマから色々なことを学び、感じ、お友だちの考えにも耳を傾けながら楽しむことができた美術の時間になったと思います。

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