日本点字図書館見学(点字クラブ)
7月30日(水)、点字クラブの5・6年生11名で、高田馬場にある日本点字図書館見学に行ってまいりました。
日本点字図書館は、1940年(昭和15年)に故・本間(ほんま)一夫(かずお)先生がお創りになった、点字・録音図書の蔵書数が日本一多い私立図書館で、本校の点字クラブは毎年見学させて頂いております。
今年の見学も、館長の立花(たちばな)明彦(あけひこ)先生が目の不自由な方が持つ白(はく)杖(じょう)や身の回りの点字について分かりやすくお話しして下さいました。また、町で困っている視覚障がい者の方をお見かけしたら、勇気を持って声をかけてほしいと話され、うなずきながら熱心にメモをとる子ども達でした。
立花先生のお話の後は、職員の石井先生に館内を案内して頂きました。点字図書館の歴史に始まって、最新の点字タイプライターや地下の点字図書保管庫、晴眼者(せいがんしゃ)(=視覚障がいを持っていない人)と目の不自由な方がペアになって行う点字図書の校正作業など、普段はなかなか見られない場所も余すところなく見せて下さり、子ども達にとってとても良い学びになりました。
清泉小学校の子ども達は、毎週金曜日にお弁当のおかずやデザートを我慢し、保護者の皆様の温かいご理解も頂きながら、その分のお金をチャリティーとして、ボランティア委員会が決めた様々な場所にお捧げしていますが、日本点字図書館にもお送りさせて頂いております。このご縁がこれからも続いていきますように。
立花先生、石井先生、お忙しいところを本当にありがとうございました。