平和の鐘
来週の金曜日は、一学期の終業式です。皆さんよくがんばりましたね。

夏休み、皆さんは楽しい計画をたくさん立てていることでしょう。そんな中でもぜひ、おうちの方と戦争と平和について考えてみてください。8月6日は広島原爆の日、8月9日は長崎原爆の日、そして8月15日は終戦記念日です。夏休み中、ニュースや映画などでも皆さんが目にする機会はあるでしょう。戦後80年を越えましたが、いまでも世界には、戦争や内乱があり、貧困で苦しい想いをされている方がいらっしゃいます。

今朝は世界の平和を願って、ニューヨークの国連に平和の鐘を送った方のお話をします。
中川千代治さんとおっしゃる方です。国連「国際連合」とは、主として世界の平和と安全を維持するための機関です。
中川千代治さんは、2回戦争に行き、命の危険、仲間をたくさん失うなど、想像を絶する大変つらい思いをして帰国されました。そしてこう決心するのです。
「誰もが平和を望んでいるのに、国と国の対立という大きな力に負けてしまう。それでも一人ひとりが平和を願えば、いつかきっと人々が理解し合い、殺し合いのない世の中になる。そのためには世界中のコインを集めて、溶かして、平和の鐘を造り国連本部に送りたい。」
そしてその強い想いを伝えながら、国を越え、宗教を越えて世界中のコインを集めました。
ドイツのベルリンに行く飛行機の中でキャビンアテンダントさんから、ドイツの東西が分裂していた時のベルリンでソ連(ロシア)の兵士から、バチカンの教皇様ピオ12世から、そして日本国内で・・・世界中のコインを集めたのです。
千代治さんの想いに心を寄せた人々のコインで造られた平和の鐘は、国連に送られ、今でも9月21日の国際平和デーで国連事務総長が鳴らします。
さて、2年生に、国連平和の鐘を守る会の会員の方がいらっしゃいます。
今日はこれからこの鐘のことについて、詳しく皆さんに発表してくださいます。

国連平和の鐘には「世界絶対平和萬歳」と書いてあります。これは、平和がずっと続いてほしいという願い、万年も続くように、という意味だそうです。
夏休みの間、皆さんと距離は離れていますが、心は合わせて、共に平和を願い、祈りましょう。

