校長挨拶
1947年、横須賀に誕生した清泉小学校は、戦後間もない混乱期の中、たくさんの善意に支えられて創立されました。その後の諸般の事情から鎌倉雪ノ下に移転したのちも、教育環境の整備と優秀な人間育成を続け、昭和・平成・令和の時代を駆け抜け発展を続けています。その間、多くの卒業生を輩出し、清泉スピリットの実現と社会貢献を果たしてきました。今や世界中で活躍する先輩方の姿は、未来へ向けて学びを続ける幼き子どもたちに喜びと希望を与えてくれています。何もない所からの始まりに大きな力となったのは、言うまでもなく、修道会創立の聖ラファエラ・マリアの精神と聖心侍女修道会のシスター方の懸命なお働きでした。常に神に祈りながら、子どもたちの幸福を願って教育活動に邁進された歴史が、今の清泉小学校を形作っているといっても過言ではないでしょう。
2027年、清泉小学校は創立80周年を迎えます。社会は急速に変化し、価値観は多様化してきました。AIや情報、技術の進歩は目覚ましいですが、小学校時代の子ども達にとって本当に大切な教育は何かをしっかり選び取り、培ってきたよきものを継続・充実させてまいりたいと思います。そして世界の人々への愛と平和のために働く、未来を担うにふさわしい全人教育を実践していきます。
清泉小学校の80年の歴史を振り返る時、これまでを豊かな恵みとして捉えながら、次への一歩を踏み出していく100年に向けた新たな歴史のスタートと位置付けていきたいと思います。20年後の未来へ、新しい学校スタイルを描きながら、希望と期待のうちに歩んでいきたいと思います。
清泉小学校 有阪奈保子

