冬の三浦自然教室
2023.01.12
三浦自然教室も、1月に入り、寒さが一段と身に染みるようになってきました。朝夕は、かなり寒く、霜が降りています。
夏にはあれだけいた虫たちも、今では見つけるのに一苦労です。
畑では、霜柱が立ち、上を歩くと、ザクザクと気持ちの良い音がします。
太陽が昇ると、少しずつ暖かくなり、地霧が発生していました。早朝、太陽が照り始め、空気が暖まるまでの少しの時間しか見られませんが、幻想的な光景です。
ひょうたん池や沼は、毎朝、凍っています。子どもたちが来たときは、枝でつついたり、すくってみたり、氷遊びを楽しんでいます。
紅葉していた葉もなくなり、野山もさびしくなりました。そんな中でも、枯れないで、冬を越す植物たちもいます。
ラファエラ館から下りる道や、足洗い場から下りる斜面には、サザンカが植えられており、12月に入ってから、きれいな赤桃色の花を咲かせています。
寒紅梅の花もたくさん咲いてきました。まだ厳しい寒さが残る中で、凛と咲きほこっています。
ひょうたん池の寒紅梅は、1月下旬に満開を迎えます。池の周りや、いずみ広場の前で、あでやかな紅色の花を咲かせ、辺り一面にいい香りを放っています。
ユキヤナギも花を咲かせ始めました。
1月から小さな花を咲かせ始め、3月になると、枝一面に美しい白い花を咲かせています。まるで雪が降り積もったかのようで、ひときわ目を引く美しさです。(昨年3月の様子)
3学期も、子どもたちが、たくさんの自然との触れ合いの中で、その豊かさを感じ取っていってほしいと願っています。