１１月１０日（木）と１１日（金）の２日間、４年生が三浦自然教室へ行き、秋の合宿を行いました。

１日目は、三浦海岸でビーチクリーン、飯盒炊爨、星空観察などを行いました。

自然教室に到着した子どもたちは、荷物を置いたらすぐに三浦海岸へ向かいました。
鎌倉の海岸でもビーチクリーンを体験していたので、慣れた様子で上手にゴミを拾っていきました。

一見きれいに見えていた海岸でも、よく探して集めるといろいろなゴミが出てきました。

ビーチクリーンの後は、砂浜でリレー大会をしました。先生方との対決もあり、大盛り上がりでした。

自然教室に戻ってからは、ビーチクリーンで拾ったごみを分別していきました。

鎌倉の海岸で拾ったごみとの違いや、それぞれ気づいたことなどを話し合いました。改めて、子どもたちの中で、環境問題への意識が高まったようでした。

夕食は、飯盒炊爨をしました。火おこしから自分たちで行い、焦がさないように慎重にお米を炊いていきました。いい香りに包まれながら、子どもたちはとても楽しそうでした。

全グループ上手にお米を炊くことができました。先生方が作ってくださったカレーと一緒にいただきました。

自分たちで炊いたご飯は特別おいしかったようで、「おいしかった人～？」という先生からの問いかけには、全員が大きく手を挙げていました。

夜は、理科の先生が自然教室まで来て下さり、星空観察をしました。子どもたちは、iPadの星座早見表を使いながら、どの星が何で、どの位置にあるのかを確認していきました。

お授業で習った星を実際に見つけることができ、子どもたちは感動していました。本物の星を見ながら学習できる、特別な体験になりました。

２日目は、ミカン狩り、焼き芋づくりを行いました。

朝は、気持ちの良い空気の中、体操とお散歩をしました。

朝食後は、２日間お世話になった自然教室に感謝をしながら、みんなでお掃除をしました。飯盒もたわしでこすり、きれいにしていきました。どのグループもお友達と協力しながら、一生懸命お掃除をしていました。

みかん狩りは、今学期最初の学年でした。たくさん実ったみかんをじっくりと見ながら、気に入ったものをとっていきました。小さなみかんを選んでとっている子や、手のひらよりも大きなものをとっている子まで、それぞれお気に入りのみかんを収穫しました。

昼食は、自分たちで焼き芋を作っていただきました。火おこしから始めましたが、子どもたちは慣れた手つきで、あっという間に炭に火をつけることができました。

感染拡大防止に努めながらでしたが、普段一緒にお勉強しているお友達と、一緒にご飯を作り、一緒にお風呂に入り、一緒に寝るという特別な体験をすることができました。グループで協力しながら色々な活動を行うことで、お友達の存在の大切さを実感し、お互いの理解と絆が深まる２日間となりました。